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(2021/11/26 追記)

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まだまだ酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く
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ルポ・エッセイ
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地元の丘の中腹にて、ひとりで夜桜見物なのだ

『まだまだ酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く』
[著]大竹聡 [発行]_双葉社


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 都内の桜が一気に満開に近くなった頃、外堀通りを歩いていて、堀の内側の並木に目がいった。 


 飯田橋から市ヶ谷へ向かうのに、陽気がいいから歩いたのだった。堀にはそろそろフィッシングセンターに遊ぶ釣り人の姿が見えてくる頃である。


 対岸の土手では昔、花見をしたことがある。


 私は、その春の新入社員だった。小さな会社だったので、社長以下全員揃っての花見ができた。アルバイトの学生さんたちはスーダラ節を盛大に歌い、ベテラン社員さんは独特な振りをつけて童謡を披露した。「ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む」というアレである。


 大学を出たばかりだったが、そこそこに飲みつけていたので、酒の席で()(そう)をするようなことはなかったが、みんなと一緒に盛り上がるということがわからず、ただ、酒を飲んでいたような記憶がある。

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