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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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子どもを叱らないですむ毎日のルール
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ルポ・エッセイ
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●かわいい子には家事をさせよ!

『子どもを叱らないですむ毎日のルール』
[著]牧野由希子 [発行]扶桑社


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「私は、ほとんど掃除をしないし、週に3日しか食事を作らないんです」

 こう話すと、いつも驚かれます。とはいえ、
「もしかして、牧野さんって超お金持ちなの? それとも虐待?」

 なんて思われても困るので、すぐに
「子どもたちが全部やってくれるので」

 と付け加えるようにしています。

 これ、本当の話なんです


 家庭には、「仕事」「育事(=育児)」「家事」という3つの「事」があります。この3つがきちんと行われないと、家庭は回っていきません。さらに家には、「パパ」「ママ」「子ども」という3つの人種がいます。

 それなのに、ママだけが「家事」と「育児」の2つもやり、なぜパパは「仕事」だけで、子どもたちにいたってはやることがないのでしょうか。どうせなら、それぞれ3つなのだから1つずつ担当するのはどうだろう。

 長男が1歳か2歳くらいのある日、そんなことを思いつきました。


 我ながら名案だと思いましたし、さらに子どもを(当時の予定では)4人作るつもりである以上、2つの「事」を背負い込んでいたらパンクしかねません。家事と育児のがんじがらめとなるのがわかっていて、あえてそこに飛び込んでいけるほどの勇気もあるわけがないです。飛び込んだところで、とんでもないストレスが待っているだけですし……。

 だからといって、「こんな横暴が許されていいわけがない! 女性の権利を返せ!」とかなんとか小難しいことを言うつもりはまったくなく、ただ「家族みんなで平等にやりませんか?」といった程度の思いつきでした。

 そんな思いつきを長男のときから少しずつ工夫しながら実行したことで、私の負担は確実に減りました。なにより大きいのは疲れて子どもに当たってしまったり、不必要に叱ったりすることが激減したことでしょう。


 そんなわけで我が家では、父親が「仕事」を担当し、母親が「育事(育児)」を担当し、子どもが「家事」を担当するものなのだと決め、それを実践しています。

 お子さんのいない共働き家庭であれば「仕事」と「家事」の2つがあり、「2人とも『仕事』をしているのだから『家事』は分担しよう」というのと同じような感覚です。

 我が家のルールでは、4歳以上の子どもたちはそれぞれの担当をきちんとこなしたうえで、自分の趣味や遊びなどが初めてできるようになります。だから子どもたちにとっては、遊びはもとより、読書よりも宿題よりも、家事が最優先の課題となっています。

 父親と母親はプライベートよりも自分の担当である「仕事」と「育児」を優先しているわけですから、そうしてもらわないと理屈が合わないですよね。

 今は長男が高校2年生なのでまだですが、子どもが就職して稼げるようになれば、家を出るまで担当は「仕事」になり「家事」はやらなくてよくなる予定です。


 ここで注意しなくてはならないのは、プライベートな時間には読書や宿題も入っているということ。

 実際、子どもたちは隠れるように読書をしていますし(もちろん読書そのものは推奨しています)、さらには提出日が明日の宿題を焦ってやっていたら「宿題なんかしている場合じゃないでしょ! まず掃除しなさい!」と怒ることもあるほどです。

 忘れていたこと自体は自業自得ですし、本当に間に合わなくて先生に怒られるようなことがあったとしても、それもいい社会勉強です。

 パパ、ママ、子どもの分担は、我が家ではもはや暗黙の了解になっているので改めて話題に上ることは少ないですが、どの子も4歳になったときにママからきちんと説明を聞いて納得したうえで、まずは玄関のお掃除からスタートします。

 たとえ相手が4歳の子どもでも、お手伝いをする理由や根拠を丁寧に説明してあげれば理解できるものなのです。

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