結婚相手が悪かったというわけではなく、向いてないのに結婚しちゃった人たちは、いかに自分の“非結婚体質”に気づいたのか?
「そもそも何かを『二人でやっていく』ことに、私は向いてなかった」と言うのは、2年前に離婚した化粧品メーカーの女性(35歳)。
「ひとつひとつは些細なことでした。私は外国映画を字幕で見たいのに彼は吹き替えで見たがるとか、私は海が好きじゃないけど、彼はサーフィンが趣味だとか……。結婚って二人で家やお財布や時間、いろいろなものを共有することだから、生活の全部が『二人でひとつ』みたいな感じになる。でも、そうなるとちょっと何か買うにしてもいちいち相手に気を使うし、習い事ひとつ始めるだけでも相手に聞かないといけない。