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(2021/11/26 追記)

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こんな働く母親が、子どもを伸ばす!
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くらし
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◎夫はどんどん利用しよう

『こんな働く母親が、子どもを伸ばす!』
[著]松永暢史 [発行]扶桑社


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 ここまで、どちらかと言えば、「働く母親」「仕事を持つ母親と子供」と、母親についてばかりお話ししてきた気がします。

 それは、夫との「事情」により、子育てに孤軍奮闘している女性、あるいは夫が家事・子育てに非協力的といった状況の女性達の苦労や頑張りになんとかエールを送りたいという思いを、教育コンサルタントとして密かに禁じ得なかったからかもしれません。

 役に立たなくておまけに人の気持ちもわからない男を追い出してスッキリしているシングルマザーは確かに多いものです。

 また、早くに夫を失って、ひとりで子供を抱えて歯を食いしばって生活している女性もいます。さらに、夫の単身赴任などで別居中という方もいます。

 そういった人達の参考になりやすいように書いて参りましたが、ここでやっぱり夫=父親について述べないわけにはいきません。

 この項では、夫に子育てに協力させる方法をはじめとして、私が実際見聞した子育てのヒントを中心にお話ししていきたいと思います。


 第一章で「置き物」という言葉を用いましたが、二一世紀の今日になっても未だに家事をまったくしないという男性が実在します。

 居間にいるときにはソファに座り、新聞を読みテレビを見る。自分が飲むお茶でも自分では入れないし、飲んだあとで片づけることもない。自分の部屋に行けばパソコンをやりっ放し。雨が降っても洗濯物を取り込むこともなく、家では電話に出ることも一切しない……。

 さて、私の観察と経験からすれば、女性に離婚されない男性は、浮気を別とすれば、家事をよくやります。

 もちろん、家事をしないことが離婚の直接的原因にはなりませんが、現在のデキる女子中学生達は、「家事のできない男とは絶対に結婚しない」と口を揃えます。

 ということは、家事をしない父親を子供──とくに男の子に日常的に見せることは将来的にマイナスです。それが自然だと思い込んでしまうからです。

 結婚前にひとり暮らしの経験があるならまだしも、男女を問わず、結婚して初めて両親の元を離れる人は、結婚後に家事の多様さに辟易(へきえき)するに違いありません。

 家事の柱は衣食住。炊事、洗濯、掃除と備品補填ですが、各々がさらに細かく別れます。

 たとえば、炊事は、献立→買い物→準備→調理→配膳→食器下げ→洗い物→台所の片づけと清掃といった各パートに分れます。掃除も、家全体の掃除機がけのうえで、リビング、キッチン、浴室、トイレ、玄関、寝室などの整頓・清掃に分れます。

 こういったことを全部やろうとすると、初めのうちは新聞を読むヒマがないほどです。家事だけで時間が過ぎてしまうことでしょう。

 しかし、やがて要領やコツがわかってくるとだんだん短い時間でできるようになってきます。あれっ? これって何かに似ていませんか。そうです。これは試験勉強とそっくりなのです。蛇足ですが、「家事が効率よくできないのはバカと同じ」と言えるかもしれません。

 夢と幸せに満ち満ちた新婚生活は、家事を始めた直後にその試練を受け始めると言っても過言ではありません。

 このときに夫に家事分担を宣言して、少なくとも、トイレ掃除とゴミ捨てと洗濯物の取り込みと週一回の炊事などを義務づけることに成功すると、夫はだんだん家事が上手になり、やがて、「キミと結婚したおかげで、仮にひとりになったとしても、十分やっていけるようになれた」などと笑顔で言うほどになります。

 夫婦ふたりだけのときは、まだ家もあまり汚れず洗濯物も多くはないけれど、ここに子供が生まれると、急に家事が増えます。そのときのためにも新婚当初からの役割分担が必要かもしれません。


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