ここまで、「地球時間」に沿ったキャンプでの生活、遊び方について述べてきました。
現代人の生活が、いかに「地球時間」とかけ離れてしまったか? 食生活でも、思い知らされたことがあります。
アマゾンの奥地に住む先住民族の酋長を、都会に招待した時の話です。彼は、カレーが辛くて食べられませんでした。それだけではありません。焼き鳥もスペアリブもダメ。どれも、「味が濃過ぎる」と言うのです。結局、バナナやイモ、トウモロコシぐらいしか食べられるものがなかったのです。
私もアマゾンで長く生活をした後に日本へ帰ってくると、すべての食べ物の味が濃く感じるようになりました。