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萬月な日々
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ルポ・エッセイ
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無農薬

『萬月な日々』
[著]花村萬月 [発行]_双葉社


読了目安時間:9分
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 以前、水代わりに日本茶を飲んでいることを書いた。とにかくたくさん飲むので、現在は静岡は水車むら農園の無農薬茶に落ち着いている。煮出して冷やして飲むということもあり、極端なことをいえばよいお茶は無意味なので、この店で売っている物のなかでももっとも安価な煎茶だが、これが意外とよい味で、どうか生産を続けてくださいませ、と心秘かに応援している。『水車むら農園』でネット検索をかけるとでてくると思うので、興味のある方は是非。なんせお茶は野菜とちがって洗えないので、ようやく安心して飲むことのできる茶に行き着いた。


 過日、台所の収納を整理していたら、貰い物の雁ヶ音がでてきた。五百グラム入りだったか、かなり大きな立派なパッケージで、賞味期限が近づいているので使いきってしまうことにした。雁ヶ音は熱湯でかまわないというどこかで聞いた知識があって、ならばいつも飲んでいる水車むら農園の煎茶の代わりにしようと煮出して冷やしてがぶ飲みだ。


 ところが、じつに奇妙な味がする。極端な味の素味とでもいえばいいか。はっきりさせておくが、俺は味の素が好きだ。けれど、それは適量を用いた場合で、味の素をそのまま舐めろと迫られれば、御辞退申し上げるしかない。で、雁ヶ音だが、何気なくパッケージ裏面の表示を見て驚いた。そもそも雁ヶ音というのは玉露や煎茶の茎でわりと甘い味のする茶なのだが、それに加えて青海苔、調味料(アミノ酸類)と記されていたのだ。

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