「規制改革は安倍内閣の一丁目一番地であります。『成長戦略』の一丁目一番地でもあります。前政権における規制改革は、どちらかと言えば、規制改革のための規制改革になっていたわけでありますが、安倍政権においては、目的ははっきりしているわけでありまして、経済活性化のための規制改革であります。そして規制改革により経済の成長、そして雇用を作っていくということが目的であります。その目的を明確化させていただきたい、このように思います」
一三年一月、総理大臣官邸で行われた第一回の「規制改革会議」に出席した安倍はこのように述べた。
今でも「一丁目一番地」に留まっているのはなぜなのか。