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パワーを効率よく受けるには?

『東京魔界巡礼』
[著]並木伸一郎 [発行]イースト・プレス


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 ではパワースポットはどんなところにできるのか?

 既述したように多くのパワースポットは神社仏閣である。パワースポットと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、伊勢神宮や出雲大社などではないだろうか。いわゆる「神様」が居る場所だ。ほかには富士山や高尾山、那智の滝などの自然豊かな場所もパワースポットとして知られている。だがこれらは、本来、霊山だとか古くからの信仰の場であることが多い。「自然界の神様」の地を指しているのだ。

 だが人工の産物にもパワースポットは存在する。

 たとえば北海道の五稜郭や東京タワー、スカイツリーもそうである。これらは建築の際に立地や風水などを存分に検討され、その〈地の持つパワー〉を存分に活用している場所である。

 これらは誰もが認める〈パワースポット=オフィシャル・パワースポット〉で、多くの人がその恩恵を授かることができる場所だ。だがほかにも、前述したように個人的に感じる〈パワースポット=パーソナル・パワースポット〉がある。他の人には感じないのに、自分だけが居心地がいい……。

 なぜ?

 それは人それぞれ固有の磁場を持っているからだ。磁場をアンテナにたとえればわかりやすい。それぞれ固有の磁場があるということは、パワーを感知するアンテナもまた異なるということなのだ。そのため、微弱なパワーを発する場所では、周波数の合うアンテナだけが反応し、そしてまたその時々でアンテナの感度も変わる、ということだ。

 たとえば安産のパワースポットに子どもが訪れてもご利益は得られない。だがその子どもが大人になってから安産のパワースポットを訪れると、ご利益は得られる。つまりアンテナの感度やアンテナを向ける方向がきちんと合って〈チューニング=調和〉できていないと、パワースポットで効率よくパワーを受けることができないのだ。

 効率よくパワーを受けるには、パワースポットに訪れる前に自身のアンテナの精度を高めておくことが肝要だ。精度を高めるには、まずできるだけ体調を整えておくこと。病気の時にはやはり周囲のことに対して、敏感度は低下している。できるだけコンディションをよくしておきたい。

 次に作法をきちんと行うこと。とくに神社仏閣では、正しい参拝方法を行うことが大事である。これはアンテナの精度を高めることはもちろん、パワーを受けるための儀式という名のスイッチだから。よく携帯電話のアンテナが突如圏外になったときなど、電源を一回落として起動し直すと元に戻ることがあるだろう。正しい参拝方法はこれと同じで、一度アンテナの感度をリセットし直す役割があるのだ。

 神社仏閣以外のパワースポットでも同様で、その場所のルールは必ず守ることが大事だ。またその場所に所縁のあるものを持っているのもいいだろう。御札やお守りはもちろんのこと、パワースポットの地で売られている物を飲食するのも、パワー受信のチューニング感度を高めるのに役立つはずだ。

 パワースポットの歴史や成り立ちについて知ることも重要だ。人間同士で考えてほしいのだが、相手を知れば知るほど共感や共鳴をしやすくなる。パワースポットも同じで、相手を知れば共鳴しやすくなる。パワースポットを知っていく過程でいつのまにかパワーを受信しやすくなっていく。

 不思議なことに、パワースポットとの共鳴は、一方通行ではない。パワーをいただいた分、私たちも何らかの〈パワー=思念〉をそこに置いていっているのだ。〈それ〉は「思いが込められた願い事」だったり、「マイナスの気持ち=邪気」のほかに、パワースポットが必要とする私たちが持つ〈波動=気〉を置いていっているのだ。

 よく人気のパワースポットは朝早い時間に行くのが吉、といわれている。それは多くの人が訪れた後に行くと、訪れた人々の念や波動で、パワースポットが本来持っているパワーを充分に発揮できなくなっているからである。

 ということは、パワーをいただいた分、自身が持っている「パワー=思念」をそこへ置いていっているのである。

 これはパワースポットが、私たちのことも知ろうとして共鳴しようとしている、と考えることもできる。そうであれば、同じパワースポットを何度も訪れることで共鳴しやすくなるはず。何度も訪れることで、自身のアンテナがそのパワースポットに最適な設定にチューニングされてくるだろう。うまく共鳴できれば、最大のパワーを受けることができる。さらにこちらが預けたパワーを、新たなパワーとして受け取ることができるかもしれない。もしお気に入りのパワースポットがあるのなら、そこには何度も訪れるべきである。

 ちなみに、神社や山などの、石や植物などの自然物は絶対に持ち帰ってはいけない。国立公園など国所有の場所や神社仏閣などでは、そこにある自然物を持ち帰ることは禁止されているからだ。もちろんルールに反する物を身につけていては、よいパワーを受信することはできないので、〈それ〉はご法度である。
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