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(2021/11/26 追記)

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モテる最終奥義
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「バカ」と呼ばれた20代

『モテる最終奥義』
[著]溜池ゴロー [発行]イースト・プレス


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すべては過去から繋がっている


 あらためまして……皆さーん! サイコーですかー!? ワシゃ、サイコーじゃー!

 ……え? なにがサイコーかって? そんなことワシにもわからんわい! とりあえず、50代になるワシにとって、現在の毎日が楽しくサイコーなのだ!

 ……こんなことを毎日のように言ってると、他人から「お前、悩んだりしないの?」とか、「死んだほうがましだとか思ったことないの?」とか、よく聞かれる。そういった質問に対してワシはいつもこう答える。
「全くない!」と。

 当たり前のことを言うようだが、「悩む」という行為は、何も生み出さないとワシは思っとる。
「思考」したり、具体的に「思案」することは非常に意味のあることだと思われるが、「心に引っかかっている問題をマイナスイメージのままで、繰り返し反復する」ような「悩む」という行為は、ただの時間の無駄だ。「悩む」時間があるなら、その問題に対しての具体的な解決策を考え実行すればよいではないか。ましてや、「死んだほうがまし」などと考えることは、無駄中の無駄である。ワシは、そんなこと言ってる輩に言ってやりたい!


 お前、死んだことないくせに、死んだ後と、生きてる今と、比較なんかできねえだろ!


 たかだか来年のことを話すだけで鬼が笑うというではないか。死んだ後のことなんて考えると、鬼はきっと笑い転げて腸捻転を起こして、鬼のほうが先に死んじまうぞい!「死んだほうがまし」などと考えるのは、鬼にも死んだ人たちにも失礼じゃ!

 ……「なんのために生きてるのかわからない」などという言葉をたまに耳にするが、それに関してのワシの考えを述べよう……、


 人間は、生きるために生きているのだー! つべこべ言わずに、楽しく生きようではないか!


 そこで第4章では、ワシの「オヤジ以前」、つまりワシの20代の頃を書いていこうと思っている。


 ワシの場合、20代より30代、30代より40代と、歳をとればとるほど、ハゲていくオデコの広さに比例するかのように、明らかに生活が楽しくなってきている。であるので、「大器晩成型なーのだ」と、勝手に思い込んでいるワシは、「もう一度、20代に戻りたい」とか、「若い頃は楽しかった」とか全く思わんし、10代や20代の頃を振り返ったり語ったりするのが、正直言って好きではない。
「もう10年若かったらなあ」と、非現実なことを言ったり、「俺も20代の頃はブイブイいわしてた」などと、何がブイブイなのか訳のわからんことを言う輩がたまにいらっしゃるが、なぜだか非常に不思議な感じがしてしまうのだ。

 もし、突然ドラえもんが机の引き出しの中から「パパパパッパパー! タイムマ〜シ〜〜ン!」などと、大声たてて諸君の目の前に現れ、「さあ、10代の頃でも、20代の頃でも、好きな時代に戻って若返ることが出来るよ〜」などと、猫なで声で語りかけてきたとしたらどうする? もう一度、10代にもどって人生やり直す? それとも過去の大きな失敗の直前からやり直す?

 ワシなら、「こらー! ドラえもん! ワシは、生きづらかった10代の時期やツラい記憶ばかりの20代の頃になど戻りとうないわい! ワシは、50代のオヤジライフを今からエンジョイしようと思うとるんじゃい! オヤジを舐めんなよ! 未来へ帰れ帰れい!」と、ドラえもんをまた引き出しの中へ押し返してしまうだろう。


 にもかかわらず、ワシは、ワシのオヤジ以前、つまりワシの20代の頃を書いていこうと思っている。その理由とは……。

「オヤジ革命」とは、オヤジだからこそできる弾けまくったオリジナルオヤジライフをおくるための、自分改革である!


 ……ということを前提に、この本を書き進めてきている。

 そして、今までワシは、AV監督という仕事の話を通して、「オヤジ革命」に必要な「方法論」を提案してきた。

 その方法論とは……


 自分の「直感」に素直にしたがって、強い「思い込み」と柔軟な「開き直り」を持って行動し、あとは「運」に任せてしまおうではないか!


 ということなのだが、先日、ふとあることに気づいたのだ。

 それは、「ひょっとして、この方法論って、ワシがオヤジになる以前から行っていたことではないか? そうか! ワシってば、若い頃からオヤジ革命的実験生活をしていたのだ!」ということだった。

 若い頃は、自分の行動方法を言葉にしたこともなかったし、意識もしていなかったので気づかなかったが、確かにそうだ。今考えると、20代に突入した頃から、人と違うやり方や逆の方法を()えて選んだり、自分の直感に従い、周囲の考えがどうであれ行動したいようにする自分になっていった。

 だったら、「オヤジ革命」を提唱するうえで、ワシの20代を具体的に振り返り検証していけば、もっとオリジナルオヤジライフへの方法を提案していけるかも知れん。そう思ったのでごわす。あの福沢諭吉先生も「温故知新」(ふるきをまなびてあたらしきをしる)とおっしゃったではないか!

 ただし、当時ワシが自分なりの方法論で行動しておったとしても、周囲の人間からは、ただの天邪鬼や、へそ曲がりや、単細胞に思われていたかも知れんので、あしからず。

 ちなみに、ワシは大学時代、サークル仲間に「バカ男」と呼ばれていた……これホント(笑)。
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