読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1089239
0
ニッポン超越マニア大全
2
0
0
0
0
0
0
エンタメ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
永遠の工作少年とともに巨大カブトムシロボは「成長」を続ける

『ニッポン超越マニア大全』
[著]北尾トロ [発行]イースト・プレス


読了目安時間:10分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 こんなものは見たことがない!


 驚きとともに誰もが抱くこの感想こそ、高橋均さんにとって最高の賛辞となる。だってこの人は、見たこともないようなロボットを作るために、ひとり黙々と制作に打ち込んできたのだから。巨大ロボットのために余暇と小遣いのすべてを注ぎ込むこと10年以上。ストイックでありながら明るい、モノ作り技術者の生活とはどんなものなのか。


動くカブトムシに子どもたちの歓声



 イベントに貸し出すため、ガレージ前に置かれていた赤い乗り物・ヘラクレスA‐1(以下、ヘラクレス)の角が持ち上がった。名前の由来は世界最大のカブトムシ、ヘラクレスオオカブト。幅1・7m、長さ5・3m、高さ1・9mの8輪車で、胴体部の4座席が自動で上がり、傾斜する仕掛けになっている。ある日思いついた形状を絵に描き、そのイメージにしたがって作り上げたものだそうだ。何から何まですべて高橋さんのアイデアでできており、加工や組み立て、塗装に至るまで、誰の手も借りずに作られた。


 これは愉快、面白い。でも、なんのために作られたのか。高橋さんの答えは一言。子どもたちを楽しませるため。このサイズなら2トン車での輸送が可能で、イベントにも持って行きやすいから、というものだった。


 ただそれだけ? そのために1年と1カ月費やし、手間と材料費をかけてまったく実用性のない乗り物を作ったというのか。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4381文字/本文:4958文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次