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あらすじとイラストでわかる神道
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生き方・教養
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《まえがき》神道の世界へようこそ

『あらすじとイラストでわかる神道』
[著]知的発見!探検隊 [発行]イースト・プレス


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世界で独特の世界観



 神道は日本に特有の宗教だ。われわれ日本人はすべて、何らかの形で神道に関わっている。しかし、神道は日本人にとってあまりにも身近すぎるため、みずからがその信徒だと考えている人は少ないだろう。


 国際社会で日本人は特殊だとよくいわれる。ある識者によると現代は、西欧文明、中華文明、日本文明、イスラム文明、ヒンドゥー文明、東方正教会文明、ラテンアメリカ文明、アフリカ文明の8つの文明が衝突する時代だという。西欧文明と異なるのはわかるにしても、アジア圏とも異なる特殊な文明・文化を日本はもっているというのだ。


 その源は何か。それが神道に表われる世界観であることは間違いない。仏教とも儒教ともましてや西洋のものとも違う、ユニークな世界観である。


 日本人はその世界観に影響を受けながらも、何気なく生活している。だから神道を知ることは、われわれ日本人とは何かを深く理解するよい手がかりとなるだろう。


清く、明るく、健やかに



 ではその神道の世界観とはどのようなものか。


 端的にいうと「清く、明るく、健やかに」でまとめられるだろう。


 神道では死に代表される「(けが)れ」を()みきらう。それを清めるのが「(はら)え」や「(みそぎ)」だ。神道は(すなわち日本人は)、穢れに表わされる汚いものを、罪のように扱う。罪悪感は美意識と表裏一体なわけだ。そして、祭りは神を迎え、(うやま)う儀式だが、その語のイメージどおり、神道は明るく、基本的にポジティブだ。もともとはきれいで正しいものが一時的に穢れているだけなのだから、祓えばよくなる、と考える。


 たしかに神道は歴史において国家に利用され、不幸な過去を送った時期がある。が、根本にあるのは縄文時代から脈打つ生活の知恵だ。自然と祖先を敬い、健やかにまっとうに生活する。その実践が神道そのものだ。


 ところで報道によれば、地球温暖化や大気汚染などの環境破壊により、08年度には約530兆円もの損害が世界で発生したという(国連調査)。しかも、40年後にはこの額の4倍超にあたる2300兆円に増えるという。


 この予測が不幸にして正しければ、自然を敬い、家族を大切にし、清く明るく健やかに生活していくための思想である神道は、今後さらに見直されていくに違いない。


 本書がそのためのとっかかりにでもなればうれしい。

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