読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/9/29 UP)

犬耳書店は、姉妹店のRenta!(レンタ)へ統合いたします。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1089860
0
やくざと芸能と 私の愛した日本人
2
0
0
0
0
0
0
エンタメ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
天才・野坂昭如さんの想い出

『やくざと芸能と 私の愛した日本人』
[著]なべおさみ [発行]イースト・プレス


読了目安時間:7分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 私は御大の出してくれる奨学金的な支えに依って、阿木由起夫(昭如からつくったペンネーム)さんのアパートに六ヶ月通った。


 毎週水曜の午後四時だった。

「おう、上がれ上がれ。ずーっと上がれったって、すぐ壁だ!」


 永六輔さんに先を越されて、(じく)()たる思いだったはずの昭和三十三(一九五八)年だったが、この人は天性がいい加減な人間らしく、実に無頓着で天真爛漫な方だった。私が書いてきたコントを前にして、てんで添削などしてくれず、話は与太ばっかりで二時間が過ぎた。

「俺が早稲田の学生の時に、何をしたかと言うと勉強なんかじゃない! 起業だね!」


 起業はアイデアが勝負です。アイデアの源は(ちまた)にあります。ごろごろ巷に落ちておりますが、人々は気が付かないのです。これは阿木さんの語りです。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:2899文字/本文:3244文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次