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やくざと芸能と 私の愛した日本人
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エンタメ
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秀吉から家康が学んだもの

『やくざと芸能と 私の愛した日本人』
[著]なべおさみ [発行]イースト・プレス


読了目安時間:9分
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 家康も秀吉の生き方を見てきたのだから、身分制度をもう一度きっちりとさせておかなければと考えるのは、当然だと思います。


 家康の素晴らしさは、百年二百年後を基準にして、自分の居なくなった世の中を想定して事をなしているところでしょう。そうした考えの源に、私は社会の表と裏に熟知していた秀吉の生き方があると思っています。家康は秀吉の秀逸さを、見つめ続けていたはずです。


 ここで一寸、秀吉の裏社会への造詣の深さを、私なりに考察してみたい。


 私は、秀吉は被差別民の出身であったろうと思うのです。名古屋の中村という秀吉の出身地は、後に中村遊郭として、昭和三十二(一九五七)年の売春防止法が施行される日まで繁栄した所です。その地の貧乏百姓の出ですから、いずれにしても本百姓ではなく小作人のせがれです。後に太閤秀吉となるのだから、出身については曖昧この上ないが仕方ないでしょう。


 ただ、木下藤吉郎時代に頭角を現してゆく間に、多分に被差別民の技術者に瞠目し、これ等と実に懇意にしている事によって数々の事業を信長のために遂行している実績を見逃してはなりません。

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