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やくざと芸能と 私の愛した日本人
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エンタメ
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江戸時代のお上とスリ集団

『やくざと芸能と 私の愛した日本人』
[著]なべおさみ [発行]イースト・プレス


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 私が解いた被差別民の身分表示たる「手拭」の習慣などは、記録として残っていない。しかし、人々には永い時間をかけて身に付いた習慣とか伝承とかがある。


 例えば、夜の街を武士が提灯を持って歩いて来る。右手で足元を照らして辺りを警戒しながら、道を急いでいる。土塀を直角に左に折れた。これを私はテレビで見ていて、首を傾げた。


 武士は左腰に刀を差している。何時いかなる時に斬り掛かられても良いように、左に曲がる時には、少し右に(ふく)れて大廻りして左に曲がるのだ。しかも、この時、刀の(こい)(ぐち)を切るのだ。即座に抜刀して対応出来るように修練されている。これが武士たる者の心得なのだ。


 また、左後ろから攻められるのが一番のウィークポイントで、これは馬に乗った時も同じだ。

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