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やくざと芸能と 私の愛した日本人
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エンタメ
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私のやり方を見ていた鈴木宗男さん

『やくざと芸能と 私の愛した日本人』
[著]なべおさみ [発行]イースト・プレス


読了目安時間:7分
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 ある日、安倍先生から電話ですぐ来るようにと伝達され、議員会館に飛んで行きました。

「今直ぐ会ってくれないかな」


 昭和五十八(一九八三)年の七月の半ばです。誰ですかとお聞きしても教えてくれず、秘書の車で近くのホテルに送られました。


 指定されたレストランの小部屋に入ると、待っていたのは金丸信先生だったのです。

「すまないね」


 促されて、テーブルの向かいに座りました。二人だけでした。

「すまんが、北海道に入ってくれんかね」


 ピンと来ました。


 政治家の先生方との会話には、「察し」が必要で、言葉は少ない方が良しなのだ。(げん)()を取られたくない秘密の会話が多いからだ。


 金丸先生も、私が政治の世界への参入の色目は無いと伝わっていた様で、言葉は少なく、謎に満ちている。


 もしも、「北海道? どなたの?」などと申し上げたら、先生はどんなにがっかりしただろう。

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