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他人は変えられないけど、自分は変われる!
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生き方・教養
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八章 自分のイメージを高める方法

『他人は変えられないけど、自分は変われる!』
[著]丸屋真也 [発行]二見書房


読了目安時間:15分
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 セルフイメージとは言葉のまま訳せば「自己像」のことです。人は誰でも自分についてあるイメージを持っていて、このイメージが悪いと落ち込みやすくなったり、消極的になったり、あるいは人とのつき合いに不安を覚えたりするようになって、心を元気に保つことができません。


 セルフイメージが低い人には共通したところがあり、バウンドリーの形成も困難です。逆に、健全なセルフイメージを持つことができれば、ありのままの自分を受け入れて、他人とも必要以上に自分を曲げずに関わることができるようになります。


 これまでは人との関わり方についてお話ししてきましたが、最後にいちばん大切な「自分との関わり」についてセルフイメージを通して考えてみましょう。


自分自身が感じている“自分”のイメージ

 セルフイメージとは自分が自分をどのように評価するかということです。


 これまでお話してきたバウンドリーは他者との関わりのためのものですが、一方、セルフイメージは自分との関わりです。


 セルフイメージは無意識的なもので、「学歴が高い」「大企業に勤めている」といった一般的、社会的な評価ではなく、なんとなく感じるフィーリング(感情)により支配されます。


 また、他者から与えられるものではなく、評価のものさしはあくまで自分自身にあります。


 女性の大きな関心事である体重でたとえると、一般的な数値で太っているかどうかではなく、本人が太っていると思うか思わないかで評価するということです。


 このように、セルフイメージは本人のフィーリングによって決められます。ちなみに、摂食障害の女性の多くが低いセルフイメージで悩んでいることがわかっています。


 セルフイメージが低いと自分に対する自信や確信が揺らいでしまい、仕事や家庭生活、子育てにいきいきと取り組むことができなくなります。


セルフイメージは親の影響を強く受ける

 Tさんは一流大学を卒業後、誰もが憧れる専門職に就いています。けれども、彼女のセルフイメージは非常に低く、常に不安感のある状態でした。自分に自信がなく、仕事上の少しのミスでも自分を許すことができないのです。


 Tさんの子供時代の話を聞いてみると、Tさんの母親は彼女に大きな期待を持って育てていたことがよくわかります。学校のテストで上位の成績をとっても、Tさんはほめられることもなく、「次はもっと頑張って」と、励まされるばかりでした。


 ほめられた経験のないTさんは、心の深いところに「自分はだめだ」というフィーリングがあり、低いセルフイメージを持っていたのです。



 セルフイメージの形成は、子供のころから始まります。子供たちにとって、人との関わりはほとんど親が中心ですから、親の与える影響は非常に大きいと言えます。

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