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「未熟な夫」に、もうガマンしない!
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生き方・教養
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甘やかされて育った未熟夫、七つのタイプ

『「未熟な夫」に、もうガマンしない!』
[著]山崎雅保 [発行]二見書房


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未熟の原因は“甘やかし”


 題材に困らないテーマだな。本書の企画が浮かんだ瞬間にそう思いました。


 私が日々を過ごしているのがカウンセリングルームという特殊な空間だという事情も多少は影響しているのでしょうが、「未熟な夫」の姿なら、あえて探すまでもなくいくらでもみつけられるからです。

「似た者夫婦」「われ鍋にとじ(ぶた)」「ねじれ釜にねじれ蓋」などの言い回しで表現されるとおり、実際には、未熟な夫と日々をともにしているのは“それなりに未熟な妻”でもありがちです。


 しかし、それにしても、夫たちの未熟があまりにも際立ちます。この国の夫婦たちが総じて未熟者同士の似た者夫婦であるのだとしても、やはり夫たちの未熟さ加減は、より根が深く厄介と思われてなりません。


 カウンセリングルームで聞くのは、「おいおい、それじゃ妻に見捨てられて当たり前じゃない」とため息をつきたくなる夫の話ばかりです。本書では、そんな未熟夫たちの姿が次から次へと浮かび上がってくるはずです。


 最初にバラしてしまいましょう。夫たちの未熟の原因は“甘やかし”です。この国の男たちは、小さいころから甘やかされて育つ傾向があります。それが原因です。


 甘やかしと過保護・過干渉は、密接につながり合っています。過保護と過干渉はほぼ同義語。過保護・過干渉な親は、間違いなく甘やかす親です。


 甘やかす親に育てられる子どもは、本当の意味で甘えることの心地よさ、愛されることの安心を味わうことができません。そのあげくの果ての、不平だらけの欲求不満の塊が「甘ったれた夫」の姿です。


 このあたりの理屈、あるいは「甘えと甘やかしの差」や「過保護・過干渉と深い愛の違い」といった点は、すぐには理解しにくいかもしれません。けれど本書を読み進んでゆけば、「なるほどね」と納得していただけるはずです。

「未熟な夫」七つのタイプ


 ところであなたは、夫たちの未熟さとして、どんなパターンを思い浮かべるでしょうか。ここで典型的なところを並べておくことにしましょう。


いつも自分が一番でなければふてくされる夫


 我が子よりも誰よりも、赤ちゃんが泣いてオッパイを欲しがっていても、自分のことを最優先にしてもらえないと不機嫌になります。


妻や子どもの欠点ばかり指摘する夫


 劣等感の塊のくせに強がっている夫によくあるパターンです。家ではあれこれ威張っているのに、外ではだらしないほど主張ができない。そんな夫でもありがちです。


子どもにかかわるアレコレを、ほとんど妻まかせにする夫


 子どもを本当の意味で受け入れ世話できる人を、大人といいます。子どもの世話をする日々は、大人として成長させられる日々。子どもの世話をしない夫とは、大人になることを拒絶している男のことです。大人としての成熟を拒絶する。つまりは未熟にとどまりたい人です。


仕事優先。仕事はすべての言い訳になると思っている夫


 過去においては、日本中の夫たちのほとんどがこのタイプでした。仕事はたしかに大事です。生活を支えるお金を稼ぐのは必要不可欠なことでしょう。


 けれど、仕事をしながらも、もっと大事に向き合うべきことがある。そのことを知らない、知りたがらない夫たちは、今もかなりの多数派です。


家事にまったくタッチしない夫


 家では縦のものを横にもしない。率直にいって、情けない人間の典型です。


 食べること、着ること、洗うこと、片付けること。それら生活の雑事こそが人間として生きること、あるいは「生きる楽しみ・喜び」の要であるはずなのに、自分では何一つとしてやりこなそうとしない夫たち。人間であることを放棄している姿です。


妻とも子どもとも、まともな会話をしない夫


 これには、家の中にいてもテレビやゲームだけを仲間にしている輩も含まれます。心理、つまり心のメカニズムの面からみるなら、他者と心を行き交わせる力こそが「人間を人間たらしめている能力」の本質です。コミュニケーション能力こそが、もっとも大切な人間的能力だといいかえてもよいでしょう。


 妻や子どもとの会話をうとましがるのは、コミュニケーション能力が未熟である証拠、または人間としてのコミュニケーション能力の充実を拒んでいる姿です。


何につけても力で押さえつけようとする夫


 このタイプが行き着く先は、暴言と暴力です。口でかなわないとなると、すぐに手が出る、怒鳴り散らす。大人としての適切な自己表現ができない、あまりにも未発達な心の持ち主です。


 言葉を中心とする穏やかなやりとりによって、お互いの関係を調整しようとする努力。それなしに私たちの心が成長することはありません。暴力や暴言は、自身の成長を拒絶する行為です。



 未熟な夫の場合、右に記したパターンのいくつかを合わせ持っているのが普通です。「ウチのアイツは全部当てはまる」と感じた方も少なくないはず。未熟とはそういうものです。厳しい表現になりますが、未熟な夫の行動や言動のパターンは、どれをとっても大同小異、たかが知れているのかもしれません。

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