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プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る
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§1−2 計画

『プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る』
[著]平野暁臣 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:15分
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§1-2 計画

計画とは何のためにあるのか


 核となるアイデアを手に入れたら、次はそれを実現可能なひとつの形に紡いでいくプロセスに進む。コンセプトを基にプロジェクトのスキームを実際に組み立てていくわけだ。これが計画業務といわれるものである。


 頭の中に立ち現れたイメージを実体あるものに置き換えていく。アイデアを構造化し、秩序を与える。その成果として計画書、設計図、模型、スケジュール表などが生み出されていく。


 計画業務の目的は大きく三つ。一つ目は、コンセプトレベルにあるものを次のステージに引き上げるため。俗にいう青写真を描くプロセスであり、実現性を検証しながらアイデアを構造化・体系化していく。いわば設計図を描くわけで、実行に移す際にはそれが拠り所になる。家を建てるときにすべての拠り所となるのは設計図だ。


 二つ目は、この裏返しとも言えるが、プロジェクトの「スタートボタン」を押すかどうかを決断するため。計画段階ではアイデアを実現させる方法と構造を発見しようとさまざまな角度から検証を重ねる。この意味で、プランニングとはシミュレーションにほかならない。シミュレーションを通して最適解を探す中でリアリティのあるプランに辿り着くわけで、逆にいえば、どうやっても破綻のない計画を組み立てることができないなら、潔くアイデアを捨てるしかない。もちろん、悪いのはアイデアそのものではなく計画技術が稚拙だからだ、ということもあるから一概には言えないが、少なくともアイデアをアイデアとして眺めているだけでは、実際にプロジェクトに適用したときの合理性やリアリティまでは見えてこない。アイデアは所詮アイデアに過ぎない。


 三つ目は、関係者が理解と認識を共有するうえでのプラットフォームにするため。

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