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プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る
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§2−9 基本エレメント(コンテンツ)

『プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る』
[著]平野暁臣 [発行]イースト・プレス


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§2-9 基本エレメント(コンテンツ)

Contents



 Contents(基本エレメント)とは、Structure(基本スキーム)という“器”に盛られる料理の中身のことだ。「メインのシカ」をどう料理するか。「スープは冷製」と言ってもいろいろあるし、「口直しのソルベ」にも喜んでもらいたい。Contentsの領域では、具体的な料理そのもののレシピを考えていく。


 同じStructureをもっていても、Contentsが変わればまったく別物になる。たとえば先に例示した自動車販売会社の周年イベントの場合。高級ホテルのバンケットルームでレセプションパーティを開くことになり、メインのアトラクションとして映像と音楽とパフォーマンスを組み合わせたエンターテイメントショーをつくることになったとしよう。その中に未発表の新型車を役者として織り込むことも決まった。ここまではStructureである。


 だがこれだけではプログラムの行方は依然として定まっていない。流れる音楽はヒップホップなのか北島三郎なのか、弦楽四重奏なのかサルサなのか……。映像はナレーション解説をベースにした教材ビデオのようなものなのか、あるいは説明が一切ない感覚的なものなのか……。Structureは同じでも、中身が変わればプログラムのアウトプットはまったく違うものになる。


 だからこそStructureとContentsは同時に考えねばならないのだ。繰り返し強調している通りである。


5人のデザイナーと日本の原風景


 バンコクでは、上述のStructureと併せて以下のようなContentsを組み立てていった。


 最初に観客を迎える「5人のデザイナー」は、日本を代表するトップクリエイター・佐藤卓氏を中心に、これからのプロダクトデザイン界を背負って立つ世代のデザイナーに協力を要請した。


 念頭に置いていたタイの若者たちから見たときに、日本の大御所の方々では存在があまりに遠すぎるし、かといって実績のない若手では説得力がない。

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