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日本人なら知っておきたい イエレン議長 異例の演説!
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政治・社会
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●日本語解説

『日本人なら知っておきたい イエレン議長 異例の演説!』
[著]国際情勢研究会 [発行]ゴマブックス


読了目安時間:18分
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 イエレン議長は2014年3月31日、シカゴにおいて、米国が現在の財政危機と大恐慌から立ち直るために、連邦準備制度理事会がどのような援助を行なうべきかについて国民に向けて演説した。



 その対策の一環として、まずイエレン議長は金融システムの強化を挙げている。しかし、現在の金融システムをより良い消費者の保護と、コミュニティの成長を促す経済的な信用を得られるよう確実に利用するためには、新しい制度を実施する必要がある。しかし、連邦準備制度において新制度の制定といった革新を起こすためには、少なからず自らが主導権を握って進めていかなければならない、としている。



 また、大恐慌時における失業者対策として、連邦準備制度理事会は国民の就職率を向上するための援助も行なっていくとしている。これは国民が仕事に就くうえで他者との差別化を図るためにコミュニティで行う試みであり、また国民が家を購入したり、事業を拡大したりするための信用を得る手助けでもある。このように、国民がより安全なコミュニティで財政的にも健康的にも安定した生活を送ることができるようにするためのプログラムを発起しなければならないのである。そのために最も重要なことの1つは、国民全員が就業するための技術や機会を平等に得られるように援助を行なうことであるが、この援助は2つの要素が満たされなければ成功しないと述べている。



 1つ目の要素は、国民が勇気を持って決断することである。これは過去6年、多くのアメリカ人にとって困難だったことでもある。これまでに国民が直面してきた多くの困難――仕事を失い、新しい仕事にも就けず、貯金を切り崩し、家さえも失い、結婚生活や人間関係も緊迫し、財政的な事情によって生活のすべてが破綻する――がどれほど苦しいものであったかを多くの人々が痛感してきたからだ。しかし、それでも再就職のための困難に挑み続けて生きていかなければならない。そのための勇気と決断である。イエレン議長は、これらの困難に挑み続けたシカゴに住む3人を紹介する。この3人は、イエレン議長が以前から注目していたコミュニティ・グループから援助を受け、成功した人々である。



 2つ目の要素は、人々が仕事を見つけるための職業訓練をさらに援助することだ。十分に職業的な訓練を積まなければ仕事を得るのは難しい。イエレン議長はこれまでに連邦準備制度理事会が行なってきた援助について、より強い経済を促進するための通貨政策と仕事を創出するための措置を行なってきたと言及したが、これらの努力がまだまだ不足していると確信していると言う。



 通貨政策においては、金利の変動を促進させることだ。金利を低くしておくことで住宅を購入しやすくすれば、住宅市場を復活できる。また通勤・通学に使用する車の価格も下げようとしている。これらの方針は自動車産業の復活にも拍車をかけるはずだ。連邦準備制度理事会は企業が発展していくための努力をする。国の大きな出費が雇用創出を産み出し、それが国民からの多くの出費を産み出すことができるように、国民が生活に必要なものを持つ余裕ができるための援助をする。そのことで経済回復を図るのである。イエレン議長は、連邦準備制度理事会の方針が効果的であれば、不況と停滞する経済によって最も酷い被害を受けた人々のほとんどが利益を享受できるはずだ、と主張する。

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