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(2021/11/26 追記)

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天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!
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くらし
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はじめに

『天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!』
[著]佐藤純 [発行]扶桑社


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はじめに




 初めまして。私は日本で唯一の「天気痛」専門の外来を行っている佐藤純と申します。

「天気痛」という言葉、「一体何?」と聞き慣れない方も多いかもしれません。しかし「雨が降るとケガや病気をした場所が痛む」「天気が崩れる前には頭痛がして、家事や仕事が手につかない」「季節の変わり目にはめまいがする」など、程度の差こそあれ、多くの方が経験されたことがあるのではないでしょうか。昔から、気象の変化によって持病が悪化することを、医療現場では「気象病」と呼んでいました。その中でも、特に痛みや、うつや不安といった心の病にまつわる病気を「天気痛」と私が名付けたのが、今から5年ほど前のことです。



 私は1980年代から交感神経と痛みを専門に、研究と臨床を行ってきました。急性・慢性を含めた痛みのメカニズムと向き合い、さらに自律神経の働きの乱れから痛みや障害を起こす患者さんたちを診るうちに、ある仮説に思い当たりました。人間が持つある種の痛みや心の病は、天気とも連動するのではないだろうか──。


 こうして私は気象にまつわる体調不良を「天気痛」と定義付けたのです。とはいっても最初は専門外来を開くほどの規模ではなく、それぞれの主治医から紹介を受けた患者さんを、ぽつぽつ診る感じだったのですが。


 実は、天気と人間の相互関係は、私があえて声を大にするほどのことではありません。「生きる知恵」として昔から言われていたことなのです。しかしその割には、天気痛に関する実証実験はほぼされてきませんでした。天気痛にまつわる実験を行った医者は、世界の中で私のほかに、わずかにもう1人。それも1960年代にまで遡ります。オランダのホランダー博士という方が、関節痛の患者さんに湿度と気圧が変わる部屋に入ってもらい、気象と痛みの関連性について調べた記録が残る程度です。


 ホランダー博士の実験から半世紀が過ぎた今──。ゲリラ豪雨や度重なる大型台風など、地球の気候は激しさを増すばかり。私たちの体は、かつてないレベルで適応力が求められています。例えば「雨が降る前に古傷が痛む」というと、昔は年齢を重ねた方の症状に思えたものですが、最近では働き盛りや若い世代にも、天気の影響で不調を訴える方が増えました。私が発信するインターネット上のミニブログ・ツイッター(アカウント名 @tall_jun)にも質問が寄せられています。


 この本は天気痛・気象病に悩むすべての方々に、メカニズムと対策法を解説しました。1章では天気痛について、2章では主な症例を、3章と4章では自分でできる対策法を紹介しています。天気痛とのつきあい方を知り、痛みや不調を取り除く。その上で基礎体力を取り戻し、心地よい生活を送っていただければと思います。


名古屋大学教授、愛知医科大学病院 痛みセンター医師

「天気痛ドクター」

佐藤純

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