私たちは、自分の宿命の課題を解消できるだけの日数・寿命を決めて生まれてきています。家族であっても、その期限はバラバラで、いつ誰かが寿命を迎えたとしても、それは不思議なことではありません。しかし、それが幼い子や未成年者、専業主婦の奥さまを養う働き盛りの一家の大黒柱が、突然の寿命を迎えてしまったとしたら……。
先日、専業主婦の奥さまと大学生、中学生、小学生の3人の男の子どもさんを残して、お仕事中の交通事故により、まさに一家の大黒柱のご主人が亡くなられました。
すぐに、奥様よりご相談をいただきまして、ただならぬご家族の動揺が伝わってきたのと同時に、亡くなられたご本人が私の自宅までいらっしゃって「妻は、精神的に強いほうではなく、恐らく今の状況を理解しようとはしないと思います。