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独身女性の性交哲学
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§ 自分を売りたい女たち

『独身女性の性交哲学』
[著]山口みずか [発行]二見書房


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 私が風俗嬢という職業に魅力を感じたのは、女らしさを媚態していい男をゲットするという全人格を賭けての勝負をして、専業主婦になることを望まなかったからだ。

 中途半端にガリ勉で、男女平等を規範にしてたから、男性に養われること自体が、負けのような気がしていた。

 かといって、男性と同じ社会で肩を並べてバリバリやっていけるほどの能力も自信もない。バブルは弾け、就職戦線は女子に圧倒的不利。そんな時代のせいにするのは私の弱さだ。

 結局、逃げたのかも。「普通」の生き方から。

 女であることの価値を最大限に利用するには、性風俗業の女の子になるのが手っ取り早かったのだ。そういう道で自分が通用するのかという期待と戸惑いもまたドキドキものだ。

 垢抜けない自分は、華やかな水商売には向いていないが、セックス産業でなら働ける。ボディコンギャルになれなかったルサンチマン爆発ってことかもしれない。

 しかも、素人娘の風俗大量流入は、90年代の半ば、ちょっとしたブームだったのだ。あれれ、アタシって時代に流されてるだけの、単なるミーハーだったのか。
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