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独身女性の性交哲学
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§ 男が射精を放棄したら……

『独身女性の性交哲学』
[著]山口みずか [発行]二見書房


読了目安時間:8分
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 男も女も、金を出せばセックスは簡単に手に入るようになった。それは、セックスが快楽を得るために商品になったからだ。資本主義の当然の帰結じゃないか。

 そんなセックスは本当のセックスじゃない、性はもっと崇高なもの、という意見は、もっともらしいけど現実的ではない。性的なものを必死で隠す親たちの気まずそうな表情を見て育って、性は崇高なものだというメッセージを受け取れるはずもない。

 そして、一度知ってしまった快楽を手放すのは難しい。

 生殖のセックスにこだわるなら、婚外セックスを禁止するしかないのだ。だけどいまや、子どもを作ることを前提にセックスしてる男女のほうが少ないだろう。

 快楽の追求は、生産性をなくしてしまいがちだ。己の欲望を追い求めることに終始すると、そのために何かを消費することはあっても、自らは何も生み出さない。快楽は買っても買っても行き着く果てがなく、果てがないからこそ、すぐ次がほしくなるのだ。

 快楽主義、オーガズム中心のセックスは、あくまで自分の気持ちよさにこだわるから、相手に対する思いやりが育たないという側面もあるかもしれない。
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