死産については、次のようなお手紙もいただいています。
赤ちゃんの誕生を心待ちにしていたある日、夢に小さな子どもが現れ、私の頭をなでて「だいじょうぶだよ」と言ってくれました。そして、妊娠中期で死産になったのです。
お葬式のあと、おもちゃの電話がひとりでに鳴り始めました。きっとあの子がいたずらしたのでしょう。
この妊娠と死産をきっかけに、私の病気を見つけることができました。あの子は自分の命とひきかえに、私の命を救ってくれたのだと思います。
私は10代から持病を抱え、子宮や卵管にもトラブルがあって、「自然妊娠はかぎりなく難しい」と、大学病院で診断されていました。