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成功へ導く言葉
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生き方・教養
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はしがき

『成功へ導く言葉』
[著]中村天風 [発行]イースト・プレス


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財団法人天風会 合田周平


 一芸に秀でた者を達人というらしいが、最近の情報社会におけるビジネス界では、一芸に秀でたぐらいでは、経営の達人とはいい難いようである。と言って、一芸にさえも秀でていなくてはお話にならないのである。

 中村天風は、好んで哲人という言葉を使った。天風のいう哲人とは、自然界の森羅万象はもとより、人間社会の日常的な出来事はいうに及ばず、ビジネスの諸事を百芸として眺め愉しみ、迫り来るその時々の課題を正面から受け止めて、自己の一芸の技を発揮し速やかに処理することの出来る人物をさす。或いは、「一芸に秀でることであるよりは、複数の領域に対する好奇心をもち続ける」ことの大切さである。

 言いかえると、百芸を見渡し把握する才がなければ、一芸に秀でたところで、自らのビジネスを成功に導くことはできないのである。TDK社長・会長を勤められた、故素野福次郎氏は、中村天風の哲学に賛同していたことでも知られるが、古語の「修破離」を折りに触れて用い、それを題名にした著書まで刊行している。読んで字のごとしで、自己目標を立て、努力し、修めてきた領域を突き破り、離れたところからその全体像を眺め、修正し、歩み続けることの大切さを説いた言葉である。

 天風の言葉としては、本書にも収めたように、「事業に成功するには、自分が欲望から離れて、何かを考えたときに、また、その考えたことを実行したときに成功するのだ」。

 ビジネスのみではない。何事を為すにも、心に湧き出ずる熱き想いに背中を押される気分、精神的な動機づけ(Spiritual Motivation)がなければならない。「まず人間をつくれ。そこから後が経営であり、あるいはまた事業である」。

 中村天風の言葉の数々を、本書を手に取られた一人ひとりの方々が、深く味わい心の「暗黙智」にじっくりと沈めていただければ幸いである。
二〇〇五年四月
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