『スター・ウォーズ フォースの覚醒 予習復習最終読本』
[著]河原一久
[発行]扶桑社
これまで、劇場用スター・ウォーズ映画は3部作として2度作られてきたので、計6本。両3部作の最初のエピソードが公開されてから3年ごとに次回作が公開され、観客は6年間で3作品を観ることができた。
3年に1本しか公開されないため、次回作を待つ3年間はファンにとっては苦しくも楽しくもある時間だった。次作への期待と不安に思いを巡らし、断片的に漏れ伝わってくる情報に一喜一憂、そして公開が近づくとカウントダウンを興奮と共に楽しむ、といった具合だ。
それでもやはり3年は長いわけで、仕方ないとはわかっていても誰もが「早く観たい」と願い続けていたのも確かだった。
とまあ、願ってはいたものの、それが本当に実現するとはこれまた誰も思っていなかったのだが、今後スター・ウォーズはこれまでよりも「ずっと早く観られる」ようになった。
2012年のルーカスフィルム買収の発表時にディズニーは、2015年から2020年にかけて、1年おきに新しい3部作を、その合間にスタンドアローン版のスピンオフ映画(スター・ウォーズ・ストーリーと呼ばれる)を公開すると発表した。