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使っても減らない5つのお金のルール
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あなたのお金の使い方は、「生き金」でしょうか? それとも「死に金」でしょうか?

『使っても減らない5つのお金のルール』
[著]黒木陽斗 [発行]扶桑社


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 お金持ちのお金の使い方には、ある法則があります。


 それは、お金を使って、使った額以上にお金を増やすということ。


 例えば、1000万円を使って、5000万円の価値があるものを購入する。あるいは、毎月20万円の収入を安定して生み出す不動産を購入する。


 お金を使って、お金を増やす。


 こうしたお金の使い方を「生き金」といいます。


 ビジネスで成功し、一代で財を築いたビジネスエリートたちは、こうした合理的な生き金の使い方が体に染みついています。


 そのため、彼らはお金を使えば使うほど、お金が増えていく。結果として、お金持ちは何の苦労もなしに、ますますお金持ちになっていくのです。実にうらやましい。



 正反対のお金の使い方もあります。


 例えば、1000万円を使って、500万円の価値しかないものを購入する。


 これが「死に金」です。


 お金を使った瞬間、500万円もの価値を失う計算です。

「そんなバカなお金の使い方、誰がするものか」と、思われるでしょうか。


 ですが、残念なことに、多くの人たちはそんな「死に金」を使って平気でいるのです。


 例えばマイホームの購入はどうでしょうか?


 5000万円で買った新居が、気づいたときには3000万円、2000万円にまで価値が下がっている。そして、そのときになって初めて驚き、あわてる……。


 それが死に金でなくて、何だというのでしょう。



 不思議に思ったことはありませんか?


 一般に、サラリーマンの生涯年収は2億円から3億円といわれています。決して小さな金額ではありません。それなのに、定年を迎えた後に「お金がない」「年金が少ない」と言って汲々としている人たちが、いかに多いことか。


 私は十数年にわたっていくつかの外資系企業を渡り歩き、外資系企業の日本支社代表を経て、ある日系企業に転職をしました。その日系企業は日本でも指折りの一流グローバル企業で、給与水準も上位に位置し、福利厚生、企業年金も充実している会社でした。


 日系企業に勤めて、外資系時代には見たことがなかった定年退職後のOBといわれる方々に初めて会うことができました。


 その多くのOBの方たちと話して感じたのは、一流企業で定年を迎えてハッピーなはずなのに、決して裕福なリタイア生活を送っていないということでした。


 団塊世代のリタイア組です。現在より企業年金、厚生年金は手厚かったはず。にもかかわらず、かつてエリートといわれた人たちが、お金に困った生活を送っているのは不思議でした。


 彼ら自身も、なぜそうなったのか訳がわからないようでした。



 改めて考えてみましょう。なぜ、そんなことが起きるのか。


 死に金を使っているからにほかなりません。


 もし、稼いだ2億円を10億円の価値あるものに投じていれば、経済的な自由が難なく手に入るはず。


 その2億円を価値のないもの、お金を生まないものに使ってしまうから、手元にはいくらも残らないのです。当然の結末です。


 多くの人が、お金持ちになれないのは、そこに理由があります。


 どんなにお金を稼いでも、死に金を使っている限り、手元に残らず、すべては消えてなくなってしまうのです。



 しかし、希望を捨てる必要はありません。


 本書で紹介するのは、ビジネスエリートと呼ばれる人たちの「生き金」の使い方です。


 彼らの多くは富裕層の出身というより、いわゆる「成り上がり」。自分の腕ひとつで一から財を築いた人たちです。


 私は外資系企業を渡り歩く過程で、シリコンバレーに集まる多くのビジネスエリートたちと接する機会がありました。


 彼らと仕事をするうちに、気づいたことがあります。


 彼らビジネスエリートは、私が知っている日本のサラリーマンや「お金持ちの家に生まれたお坊ちゃん」とは違うお金の使い方をしていたのです。


 当時はピンとこない部分もあったのですが、その後、自分が外資系企業のトップになってみると、「なるほど!」と膝を打つ機会が多くなりました。


 そこで改めて、彼らのお金とのつき合い方を観察してみると、とても合理的なルールがあることに気づきました。


 その後、日系企業で働くなかで出会った日本の起業家や不動産投資家などの日本のビジネスエリートたちも、同じ「お金の使い方のルール」を持っていたのです。


 ビジネスエリートと呼ばれる彼らは何を買っているのか。そこで見つけたルールが5つあります。


ルール1……「時間」を買う


ルール2……「ノウハウ」を買う


ルール3……「人脈」を買う


ルール4……「希少性」を買う


ルール5……「お金を生む資産」を買う



 たったこれだけです。たったこれだけのルールを守った結果、お金を使えば使うほど、お金が増えていく。お金持ちは、ますますお金持ちになっていく。


 ビジネスエリートのお金の使い方には、私たちが経済的な自由を手に入れるための貴重な知恵が秘められていました。


 私自身もこのルールに従って「生き金」を使うことで、サラリーマンを辞めてもこの先ずっと困らないくらいの資産を築くことができたのです。


 ポイントは、彼らは「お金を貯めた」わけではないということ。


 お金は貯めるためではない、使うためにあります。この使い方が間違っていたら、せっかく貯めたお金でさえ、みるみるうちに失われていくことでしょう。


 ですからビジネスエリートの多くは、使うべきところにしっかりお金を使います。


 お金持ちですから、ときには(はた)()には派手に見えるお金の使い方をすることもあります。大盤振る舞いすることもあるかもしれません。


 ですが、彼らは決して無駄遣いはしていないのです。彼らは「増やすために使う」というシンプルなルールに従っているまで。一見無駄遣いのように見えるお金でさえ、実は「生き金」になっている……。


 そこに、ビジネスエリートたちがリッチたる理由が隠されているのです。



 死に金ではなく、生き金を使うこと。


 それが、経済的な成功を手にしてハッピーな老後を送るためのお金の使い方だったのです。

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