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(2021/11/26 追記)

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嘘だらけの日露近現代史
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歴史
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第一節 「榎本武揚」――超大国ロシアと対等条約を結ぶ

『嘘だらけの日露近現代史』
[著]倉山満 [発行]扶桑社


読了目安時間:12分
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 この「嘘だらけシリーズ」は、一般に言われている「通説」を紹介し、その誤りを指摘しながら、歴史の真実にたどり着こうという本です。


 幕末、ロシアを含む列強は日本に開国を迫ってきました。泰平の眠りを貪っていた日本は開国を余儀なくされます。


 では、学界の通説はどうなっているでしょうか。


通説


 いわゆる「鎖国」は江戸時代を通じて存在していなかった。確かに江戸幕府は、長崎・対馬・琉球・蝦夷の「四つの口」に貿易を限定していたが、資源大国であった日本からは金・銀などが大量に流出し、西欧の市場を動かしていたほどだった。また、徳川吉宗による漢訳洋書輸入の禁緩和が文化人たちに与えた影響は大きく、洋学の発展は目覚ましかった。この点で、国を閉じていたという意味での「鎖国」の実態は、経済的側面でも文化的側面でも、研究したうえで修正されねばならない。事実、アメリカのペリーやロシア帝国のプチャーチンが来航したとき、幕府はオランダ商館からの情報で事情をかなり把握していたし、民間人も限られた情報の中でかなり正確な判断をしていた。アヘン戦争の危機感は官民共有であり、天保の改革などはまさにその危機感の中で行われたのだった。しかし、二百年の泰平の世で腐朽した体制の変革は難しく、やがて内外の動乱の中で明治維新を迎えることになる。



 以上、すべて本当のことです。意外だったでしょうか? たまにはマトモなことを書いてみたのですが、少なくとも、説得力がある学者の説をまとめるとこうなります。

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