読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1098584
0
決定版 人物日本史
2
0
0
0
0
0
0
歴史
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
11 菅原道真……天神様と崇められるようになった英才の栄光と挫折

『決定版 人物日本史』
[著]渡部昇一 [発行]扶桑社


読了目安時間:11分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



出世街道を一気に駆け上がった英才


 今では「学問の神様」として知られる菅原道真(八四五~九〇三)は、参議(これ)(よし)の第三子として誕生し、十一歳の頃から詩を作っていたという英才であった。その詩を見た是善は「蘭は双葉より香ばしとは、こういうことか」と喜んだという。その後、道真は(もん)(じょうの)(しょう)になり、文章得業生となって、(しも)(つけの)(ごんの)(じょう)となった。


 ある日、道真が(みやこの)(よし)()(八三四~八七九)という偉い学者を訪ねると、たまたま弓をやっていた。良香は「道真は儒学生であるから弓などは引いたことがないだろう」と思い、「試しに引いてごらん」といって弓矢を渡すと見事一発で的中させたので、見ていた者は皆驚いたという。道真には文の才能だけでなく、武の才能もあったというわけである。


 その後も道真の位はどんどん上がっていき、やがて文章博士になると『後漢書』を宇多天皇(八六七~九三一)に講じた。また渤海国からの使いが来たときには、道真が応対している。さらに位は上がり続け、寛平三年(八九一)には天皇に勅使や上奏を伝達する(くろ)(うどの)(とう)となった。大出世なのだが、道真は「最近の例を見ますと、この職に任ぜられる者は、すべて藤原氏か皇族の出身です。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4580文字/本文:5142文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次