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決定版 人物日本史
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歴史
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12 藤原道長……強権を発動して満月の如く欠けることのない藤原時代を築く

『決定版 人物日本史』
[著]渡部昇一 [発行]扶桑社


読了目安時間:11分
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若いときから負けん気が強く、恐るべき自信家であった藤原道長


 平安時代中期に藤原氏の栄華を築き上げたのが(ふじ)(わらの)(みち)(なが)(九六六~一〇二八)である。まずは『大日本史』を参考に道長の略歴をたどってみよう。


 道長は関白藤原(かね)(いえ)(九二九~九九〇)の第五子として生まれた。性格は豪壮で、若くして気を負っているところがあった。兼家は甥にあたる藤原(きん)(とう)(九六六~一〇四一)の人物を褒めたたえ、自分の子供たちを励まして「お前たちは公任に及ばないこと甚だしい。彼の影も踏むことはできないくらいだろう」といった。それを聞いて道長の兄の道隆、道兼は公任に及ばないことを知っているため首を下げたまま何も答えなかったが、道長はただ一人答えていった。「私はもとより公任様の影を踏むことはできないでしょう。しかし、いつかその顔を踏んでやりましょう」と。それだけ気位が高いというのか、自分に自信があったようである。実際に道長は詩歌も巧みに作り、弓も上手だったといわれている。


 そういう人物であったから、道長は宮中でどんどん出世していく。道長の兄・道隆の子供に(これ)(ちか)という人がいた。この伊周は若くして内大臣になったので、道長は非常に憎み、最後まで仲良くすることがなかった。

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