『産業カウンセラーが教える 「つぶれない働き方」の教科書』
[著]吉岡俊介
[発行]彩図社
色々な手法を紹介してきましたが、モードの切り替え、ラポール・トークの効果などについては、論理的な思考が優先されるタテ・モードに染まっていると、理屈としては分かっても、なかなか実行が伴わないひともいるでしょう。
そういう頭の堅さを少しでも柔らかくすることで、しなやかにモードを切り替える感性を高めていきます。その感性を育むためには、仕事以外のいろいろなことに興味をもち、想像力を豊かにしていくことが大事です。
まずは、自分が好きなことに、「変化」を織り込むことから始めると良いでしょう。
たとえばジョギングをしているひとであれば、ひたすら走るだけでなく、街の様子の変化、季節の変化などを感じてみる。