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野菜の新常識 体にいい食べ方はどっち!?
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キャベツ

『野菜の新常識 体にいい食べ方はどっち!?』
[著]中沢るみ [発行]扶桑社


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キャベツ



胃もたれ・食べ過ぎの強い味方のキャベツ



 煮てよし、焼いてよし、生でもよし。どんな調理方でもおいしく食べられるキャベツですが、さらに胃の調子を整えてくれる健康面でも貴重な存在です。


 キャベツには、胃腸薬のネーミングにもなっている「キャベジン」がたくさん入っています。このキャベジンが胃の粘膜を守り、胃潰瘍の予防や胃腸の調子を整えるのに非常に役立ってくれるのです


 ただ、キャベジンは水溶性ビタミンで熱や水に弱いため、加熱せずに生のままで食べるほうが、そのままの栄養を体に取り込むことができます。そのため、胃炎や胃潰瘍など、胃の調子を整えたいと思うのならば、千切りやサラダなどにしてよく噛んで食べるのがオススメです。


 また、とんかつなど消化に時間がかかりそうな揚げ物の隣には、よくキャベツの千切りが添えられていることがありますが、脂っこい食べ物とキャベツの千切りを一緒に食べると、口の中をサッパリさせる効果があります。


 キャベツの千切りは食物繊維が多いので、食べるときはしっかり噛まないと飲み込めません。咀嚼が増えるため消化吸収を促し、早食い防止にもなるので、揚げ物と一緒にキャベツの千切りを食べるのは、すごく理にかなっているといえるでしょう。


 また、キャベツは「ビタミンC」も豊富な野菜ですが、ビタミンCもキャベジン同様、水溶性の栄養素なので、やはり千切りなどにして生で食べるのが一番です



 おいしいキャベツの千切りをつくるには、切り方にちょっとしたコツがあります。まず、葉っぱを1枚ずつ丁寧にはがし、葉っぱの真ん中にある筋を中心に重ねていきます。そして、芯に対して垂直になるように、包丁を入れていくと、おいしくてふわふわした千切りがつくりやすくなるのです。


 キャベツの真ん中の筋は、甘みも歯ごたえもあってすごくおいしいのですが、筋だけが残ってしまうと食感が硬くて食べにくくなってしまいます。そこで、その筋に対して垂直に千切りしていくと、筋が分散されて、より食べやすくなる上、食感もよくなるというわけ。キャベツの千切り好きな人は、ぜひ挑戦してみてください。



 ただ、毎回千切りだけでは飽きてしまうので、もし、キャベツを加熱して食べるときは、あまりビタミンCを流出させないように、短時間で蒸し上げるか、もしくは煮汁ごと食べられるようにスープにすると、ビタミンをしっかりと体内に摂り入れることができます。





 キャベツは「アブラナ科」に属していますが、この種類の野菜には、「イソチオシアネート」という栄養素が入っています。近年、この成分が発がんを抑制する効果があるとの研究データが発表され、注目されています。


 アブラナ科の野菜は、わさびなど風味や香りが強烈で大量にはなかなか食べられない野菜が多いのですが、キャベツはアブラナ科にもかかわらず、とても食べやすいので、ぜひたくさんの人に食べていただきたい野菜のひとつです。



 キャベツのほかに食べやすいアブラナ科の野菜といえば、菜の花があります。菜の花にもイソチオシアネートはもちろん含まれていますが、注目したいのが菜の花にたくさんついている花の蕾です。実は、蕾の中には花を咲かせるために菜の花が溜め込んだ栄養やパワーがギッシリと詰まっており、これを食べることで、ものすごいアンチエイジングパワーを得ることができるのです


 そのほかにも菜の花には、免疫力を高めてくれる「βカロテン」、紫外線やストレスなどから体を守ってくれるビタミンCがたっぷり含まれています。なお、菜の花に含まれているビタミンCは、なんとホウレンソウの4倍。ほかにはイライラを抑える「カルシウム」や、顔色を良くしてくすみを解消してくれる「鉄分」なども豊富。春先にしか食べられないので、スーパーなどで見かけたら、ぜひ菜の花も一緒に買って料理してみてくださいね。




栄養価を考えるならミニサイズの野菜を



 同じキャベツでも、春先に売られている新物「春キャベツ」には特に注目です。葉っぱが柔らかいので、千切りや手で豪快にちぎって食べるなど、生で食べても十分おいしく食べられます。


 また、キャベツには紫キャベツなどさまざまな種類がありますが、栄養価で考えるのであれば、芽キャベツが一番の“優等生”です。


 野菜は基本的に同じ種類であれば、大きいサイズよりも小さいサイズの野菜のほうが栄養素はギッシリ詰まっています。だから、栄養面を考えるのであれば、大玉のキャベツよりも芽キャベツ。普通のトマトよりもミニトマト。とうもろこしよりもベビーコーン。ブロッコリーよりブロッコリースプラウト……というように、大きいものよりも小さいものを選んだほうが、栄養価は高くなる傾向にあります。

「いろいろと種類があるけれども、どれにしよう?」と迷ったときは、「同じ種類の野菜だったとしても、小さいサイズのもののほうが栄養価は高い」ということを、ぜひ覚えておいてください。




【POINT】


・胃の調子を整えたいときには生キャベツ

・美肌のためなら、芽キャベツが特に効果的



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