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本当は怖い京都の話
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エンタメ
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はじめに

『本当は怖い京都の話』
[著]倉松知さと [発行]彩図社


読了目安時間:2分
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「日本に、京都があってよかった。」


 そんな広告コピーがあるくらい、京都は日本中から愛されている都市だ。今や、年間約5000万人にも及ぶ観光客がこの街を訪れるが、そのお目当ては様々。


 清水寺をはじめとする、世界文化遺産に登録された神社仏閣、園祭や大文字五山の送り火など京都の年中行事の数々。また、舞妓さんが歩く園の石畳の風景や、繊細で美しい京料理や京菓子のグルメ、西陣織や友禅染めなどの伝統工芸。修学旅行で訪れた方も多いことだろう。


 しかし、である。


 表面を楽しんだだけでは、京都の真の魅力は表れてこない。


 京都の歴史、それも影の部分を紐解くことで、ガイドブックでは見られない雅の都のもうひとつの顔が明らかになる。


 例えば、京都で最も多くの観光客が訪れる世界遺産の清水寺。観光客が決まって記念撮影に興じる「清水の舞台」は、実は日本有数の飛び降り現場だったのだ。赤穂浪士の吉良邸討ち入り、実は「吉良を討つ!」と決めたのは江戸ではなくここ京都だった。1001体の仏像が静かに微笑む三十三間堂では仏様の後ろで、江戸時代に一昼夜、6秒ごとに矢を射続けるサムライたちが壮絶な争いを続けていた。


 考えてみれば、京都は1200年もの間、日本の首都、大都会だったのだ。殺人事件だってたくさん起こるし、熾烈な政治抗争で敗れた者の怨念もそこら中に渦巻いている。古戦場に処刑場、歴史的事件の現場が所狭しと散らばっているのだ。本書では、京都歩きの際、つい忘れがちな歴史の闇や、不思議な伝説などを4つの分野にわたって語り尽くした。


 第一章「あの有名観光地の怖い話」では、京都の定番観光地にまつわる知られざる逸話を紹介する。第二章「その時、京都で歴史が動いた」では、歴史を動かした京都の現場をお伝えし、第三章「千年の都の不思議な住人たち」では、物の怪や陰陽師など都に伝わる不思議なエピソードを、第四章「本当に怖い京都の話」では、雅の都の裏側にある情念の恐ろしさを紹介した。


 ぜひ行った事のある所、興味のある人物など、お好きな所から読み始めてもらいたい。


 そして、この本を読んだ後、また京都に行って、今度は地中深くの宝物を掘り当てるように、この地に何層にも重なった歴史の魅力に想いを馳せ、その隠れた魅力を、自らの手で掘り出したいと感じてもらえれば幸いである。

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