【伝説】
2007年5月、メキシコのメテペックにある鳥類研究所で、研究用に飼育されていた鳥が何者かに襲われる事件が多発していた。所長のマリオ・ロペスは次のように語る。
「鳥が殺されて食べられていたんだ。頭にきて罠を仕掛けたら、あれがかかってたんだよ※①」
当初はネズミの仕業だと思っていたロペスだが、罠を仕掛けてみたら思わぬ生物が捕まって驚いたという。その生物は大きな目に、とがったアゴを持ち、体長は10センチほど。それまで誰も見たことがない奇妙な外見から、メテペック・モンスターと名付けられた。
【左】罠で捕獲時のメテペック・モンスターとされる写真【右】剥製になったメテペック・モンスター(※②)
このモンスターは捕獲後、2度、水につけて殺そうとしたものの、なかなか死なず、3度目でようやく死んだという。このことから未知の水陸両棲生物だと考える者もいる。いわゆるグレイ・タイプの宇宙人にも見えるため、宇宙人の子どもではないかと考える者もいる。