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江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
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旅行
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[5]東上野と元浅草界隈を歩く……台東区

『江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編』
[監修]山折哲雄 [著]槇野修 [発行]PHP研究所


読了目安時間:15分
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 東京の二大観光地といえる「上野公園」と「浅草寺周辺」にはさまれた上野駅の東域の東上野と元浅草、浅草寺の西域(西浅草)あたりは、行楽の散策には地味なところで、あまり人の足は向かないようだ。

 ただ寺社めぐりをするものにとって、江戸期に活躍した著名人たちが眠る各寺院の墓所や江戸庶民の信仰をえていた神社は、その規模や外観はどうであれ、いちどはたずねておきたい地域である。

 たとえば、よくその名は知られている飾北斎、幡随院長兵衛(ばんずいいんちようべえ)、伊能忠敬といった人物の墓があり、街並から江戸の風景は消えたものの、江戸の人物史を知るたのしみに満ちている。

 神社はともかく、この地域の寺々は散歩者に対してとくべつ門戸を開いているわけではないから、静かに拝観し、寺の人がいればあいさつをするといった配慮が必要である。

 筆者はこの界隈を二日ほど、ぐるりと()めぐったが、たった一寺だけ、寺の婦人から誰何(すいか)されただけで、あとはなんの問題もなく、境内に入り、本堂で手を合わせ、前出のような著名江戸人たちの墓碑を拝してきた。


 このことは、ほかの地域の寺でも同様で、あまり心配することもない。寺僧に声をかけてから拝観しなさい、という人もいるが、わざわざ玄関まで出ていただく労をわずらわすこともなかろうと思うのだが……。

 取材ノートをみると、一度は十一月の末、二度目は二月中旬、上野駅近くに宿をとっていずれも寒い時期にめぐって、二月のときは朝方から小雪が舞っていた。

[下谷神社]したやじんじゃ
台東区東上野3―29―8 03(3831)1488


 上野駅の東口と駒形橋を大通りの浅草通りが結んでいて、その下を地下鉄銀座線が、西から上野、稲荷町、田原町、浅草駅と走っている。

 この地域の寺社めぐりは浅草通りを基準線にして波形を上下に描くように歩くから、途中を地下鉄にたよってもいい。
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