読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

12/21に全サービスをRenta!に統合します

(2021/12/6 追記)

犬耳書店は2021年12月21日に、姉妹店「Renta!(レンタ)」へ、全サービスを統合いたします。
詳しくはこちらでご確認ください。

0
50
kiji
0
0
1102740
0
江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
2
0
0
0
0
0
0
旅行
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
[13]両国駅を中心に南北をめぐる……墨田区

『江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編』
[監修]山折哲雄 [著]槇野修 [発行]PHP研究所


読了目安時間:11分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



[回向院]えこういん
墨田区両国2―8―10 03(3634)7776


 江戸時代で最悪の災害といわれているのが、明暦の大火である。俗に振袖火事といい、明暦三年(一六五七)一月十八日に出火して、二十日まで江戸市街の約四〇〇町を焼き払い、一〇万人を超える死者を出した(「山の手・西郊編」の本妙寺参照)。

 幕府は身元不明者や引き取り手のない横死者を弔うため、隅田川東岸の地に「万人塚」(無縁塚)を設けて亡骸を埋葬した。さらに徳川家の菩提寺である芝増上寺の二十三世遵誉(じゆんよ)上人に命じて大法要を営ませた。このときに建てた堂宇が回向院の草創である。

 埋葬された人びとの宗旨はさまざまであろうことから、「諸宗無縁寺回向院」と名づけられ、そののちも、同院は安政二年(一八五五)の江戸地震の犠牲者(二万五〇〇〇人余)をはじめ、諸災害で亡くなった無縁仏を葬っている。

 千住大橋以外は軍事上の配慮から隅田川に架橋を認めていなかった幕府も明暦の大火の甚大な被害をみて、はじめは大橋といった両国橋を架けることにした。万治二年(一六五九)に起工。

 明暦の大火では、つぎのようなこともあった。伝馬町牢屋敷に猛火が迫ったさい、牢屋奉行の石出帯刀(いしでたてわき)は収容していた囚人たちに、鎮火したならば、必ず戻ってくることを約束させて解き放した。
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:4580文字/本文:5140文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次