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江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
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[15]森下から清澄と門前仲町へ歩く……江東区

『江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編』
[監修]山折哲雄 [著]槇野修 [発行]PHP研究所


読了目安時間:15分
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 江東区森下は、隅田川を日本橋浜町からわたってきた「新大橋通り」と両国から南に下がってきた「清澄通り」が交叉する地域で、都営地下鉄の新宿線と大江戸線の駅がある。

 この森下も古い地名で、「明暦・万治年間頃、酒井左衛門尉屋敷内に木立ちがあり、俗に森下と称していたことによる」(『角川日本地名大辞典/東京都』)と記されている。交差点を中心に店がならぶが門前仲町ほどのにぎわいはない。ただ庶民派の有名な呑み屋があって、夕方も早いうちから満席になっている。

 清澄は昭和七年まで清住町といい、それ以前は、開発者の名前から弥兵衛町といい、どうもその苗字が清住だったので変わったようだ。地下鉄半蔵門線と大江戸線の「清澄白河駅」があり、清澄庭園と深川江戸資料館、さらに十二、三分歩けば東京都現代美術館と木場公園がある。いまは高層マンションが目立つ。白河は霊巌寺を墓所とする松平定信が白河藩主であったことからの名という。

 門前仲町を、もんぜんなかまちと読んでは、地元の下町っ子に横目でバカにされるからご注意。「もんなか」とか「なかちょう」とだけいう。いぜんは深川富岡門前仲町といっていた。深川永代寺(富岡八幡宮の別当寺)の門前であることの名で、いまも「永代通り」と「清澄通り」との交差点を中心にして商店街・飲食店街が活気をみせている。


 この森下、清澄、門前仲町あたりは、隅田川を越えた「ホンのとっつき辺り」だからじゅうぶんに江戸の下町といっていい。なお門前仲町には地下鉄の東西線と都営大江戸線の駅がある。

[深川神明宮]ふかがわしんめいぐう
江東区森下1―3―17 03(3631)5548


 深川神明宮の「由来記」の石板が高々と宮地の入口に立っている。ほかの寺社でみる由来・縁起の石碑は、文字がすっかり溶けているか、もしくは刻字と石の肌色が同調して読みにくいものがほとんどなのに、ここ深川神明宮のものは、白文字がくっきりしてじつにわかりやすい。
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