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(2021/11/26 追記)

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江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
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旅行
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[21]平井聖天から小松川をめぐる……江戸川区

『江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編』
[監修]山折哲雄 [著]槇野修 [発行]PHP研究所


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 また落語「中村仲蔵」の話になるが、初代仲蔵(一七三六〜九〇)は、長ずるまで長唄の名手中山小十郎に養育される。その縁について噺はつぎのように語る。

 中山小十郎と妻お俊のあいだに子ができず、夫婦で平井村の聖天さまを信心して、お俊がその参詣の途中、中川の渡しをこえていく。月に一度はくるから船頭とはすっかり顔なじみになっている。

 すると船頭のそばに眼のなかがよく澄んだ、たいそう利口そうな子がいる。聞くと船頭の妹の子で、その両親はすでになくなっているという。そこでその子をもらい受けて(噺では一両の手付と五両の金で)かわいがり育てるのである。

 筆者はこの噺がすきで三遊亭円生のテープを聴くうち、「平井村の聖天さま」がすっかり頭にはいって、どんなところだろうと、いささか憧れるようになった。
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