『絶対に足を踏み入れてはならない 日本の禁断の土地』
[編]歴史ミステリー研究会
[発行]彩図社
玄界灘に浮かぶ「神の島」
福岡県の北西、九州と朝鮮半島の間に横たわるのが玄界灘である。海の難所としても知られるが、古くから海上交通の要所でもあった海域だ。
その玄界灘には、対馬や壱岐などの島があるが、その真ん中にポツンと浮かぶのが沖ノ島である。周囲には島はない。
宗像市の神湊から約60キロ、対馬から約75キロという場所にあり、周囲およそ4キロ、面積は0・69平方キロメートルという、ごくごく小さな島だ。