『絶対に足を踏み入れてはならない 日本の禁断の土地』
[編]歴史ミステリー研究会
[発行]彩図社
植民地時代の重税のなごり
沖縄県の那覇から509キロメートル、台湾へも111キロメートルという日本の西の果てに位置する与那国島は、東シナ海と太平洋の絶景が楽しめるダイバーの島として人気を集めている──。
というと、まるでのどかな楽園をイメージさせるが、実際に与那国島を歩いてみると、琉球王国の植民地だった頃の暗い影の部分がくっきりと残されていることがわかる。