『日本の聖地99の謎』
[編]歴史ミステリー研究会
[発行]彩図社
京都市左京区に位置する貴船神社は、古くから水の神様として信仰を集めている。
縁結びのご利益がありパワースポットとしても知られているが、この神社を語るうえではずせないものといえば丑の刻参りだろう。
丑の刻参りとは、丑の刻(午前1時~3時ころ)に憎い相手に見立てたわら人形を、ご神木に五寸釘で打ち付けるという呪いの儀式だ。
この身の毛もよだつような儀式は、宇治の橋姫の伝説にルーツがあるという。