『日本の聖地99の謎』
[編]歴史ミステリー研究会
[発行]彩図社
聖なるものと崇められているものを勝手に動かしたり、手を加えたりすると祟られるという話は昔からよくある。
山梨県には、まさにそうした場所がある。それは、甲州市大和町初鹿野の山間にある諏訪神社だ。
神社そのものは何の変哲もないのだが、問題はすぐ脇を走るJRの線路に覆いかぶさるようにして立つ見事なホオの木である。
これはこの神社のご神木なのだが、これこそが“祟りの木”だというからただ事ではない。