『日本の聖地99の謎』
[編]歴史ミステリー研究会
[発行]彩図社
諏訪大社は、長野県の諏訪湖周辺にある「上社本宮」「上社前宮」「下社秋宮」「下社春宮」という4カ所の神社の総称だ。
日本で最も古い神社のひとつとされ、『古事記』や『日本書紀』にも登場するなど、さまざまな神秘的な伝承が古代から今に語り継がれている。
たとえば、諏訪大社周辺は出雲以外で旧暦10月が「神在月」とされる唯一の地域なのだ。
出雲大社に全国の神様が集まって1年の話し合いをする旧暦10月は、日本各地で神様が留守になるので「神無月」と称される。