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ガイドブックには載っていない タイ 裏の歩き方
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ルポ・エッセイ
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国内移動はLCCが主流になる!【ウドンタニー】

『ガイドブックには載っていない タイ 裏の歩き方』
[著]高田胤臣 [発行]彩図社


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~すばやく行けて料金は長距離バスなみ! タイの進んだLCC事情



 10年くらい前までタイで国内旅行といえば、富裕層を除いて長距離バスを利用するのが一般的だった。バンコクでは、北部・東北部行きが『モーチット・バスターミナル』、東部行きが『エカマイ・バスターミナル』、西部と南部行きは『南バスターミナル』から出ている。鉄道も風情があっていいが、時間がかかるので本数も多く、スピードの速いバスが重宝された。バスならほとんどの街に小さなターミナルがあるし、途中下車もできるから便利なのだ。


 ところが、ローコストキャリア(LCC)のエアアジアが進出し、それが大きく変わった。


 LCCは早期予約で大幅割引が受けられるし、大々的なプロモーションの際は片道200バーツという激安価格で乗れてしまう。場合によっては、バンコク都内から空港に行くタクシー代よりも安いなんてことがあるのだ。


 バンコクから利用できるLCCはエアアジアのほか、ノックエアライオン・エアなどがある。バンコクではLCCはすべてドンムアン空港に発着する。エアアジアは2014年9月からバンコク~日本の直行便も出していて、ドンムアンが再度国際空港化している。


 ただ、僕個人は日本に帰国するときは、LCCはあまり利用しない。


 たしかに航空券は安いが、荷物を預ける場合に特別料金を徴収されるからだ。エアアジアでは20キロまでの荷物を預けようとすると、片道700バーツかかる。タイ在住者が日本に帰国した場合、あれこれ買い物をするので荷物は20キロで収まらなくなる。結局、荷物代だけで相当な出費になってしまうのだ。


 だが、荷物が少ない国内旅行なら断然LCCがお得だ。どれほど安いのか、一例を挙げてみよう。




 バンコクから国内線を利用して、ラオスの首都ヴィエンチャンに行く場合、最寄りの空港はウドンタニー空港になる。バンコク~ウドンタニーのフライト時間は、たったの1時間。タイの国内線は、LCC以外にもタイ国際航空やバンコクエアウェイズなどの航空会社の航路がある。一般の航空会社だと、チケット代は片道で2100バーツ程度。それがLCCなら安い時で片道700バーツ、繁忙期でも1400バーツで行けてしまう。


 一方、シートを180度倒せるVIPバスを使った場合の料金は650バーツで、所要時間は約7時間。寝台列車だとさらにラオス国境に近いノンカイ駅まで行けるが、片道800バーツにはなる。どう考えてもLCCがお得だ。


 LCCといえば、事故が不安という人もいるかもしれない。だが、タイの場合は陸路での事故率もけっこう高い。高速バスと比べれば、むしろLCCの方が安全だったりする。


 ただし、そんなLCCにも欠点がある。客室乗務員はおおむね親切で問題ないのだが、地上勤務のスタッフ、とくに美人系の女性は口の利き方ってものを知らないのか、本当にムカつくときがある。そのため、僕は最近、パソコンでウェブチェックインし、ボーディングパスをプリントアウトしていくか、空港にある自動チェックインの機械で搭乗手続きをするようにしている。そうすれば、地上勤務員と話す機会が少なくていいのだ。


 飛行機がこれだけ安くなった今、陸路移動時間を考えたらタイ国内旅行はLCCしか選択肢がないような気がする。よい時代になったものだ。



※エアアジア

1993年に設立された、マレーシアの格安航空会社。アジア各地を結ぶ豊富な国際路線を持つ。

※ノックエア

タイ国際航空などの出資を受け、2004年に設立されたタイの格安航空会社。預け手荷物15キロまで無料のサービスがある。

※ライオン・エア

1999年に設立されたインドネシアの格安航空会社。タイでは2013年から国内線を就航している。ノックエア同様、15キロまで手荷物無料。

※ドンムアン空港

1914年に開港した軍民両用の空港。バンコクの中心部から20キロ離れたドンムアン区にあり、LCCを中心とした航空会社が就航している。滑走路の間には、タイ空軍が運営するゴルフ場があり、プレイすることもできる。

※ウェブチェックイン

メンバーになっている場合、搭乗時間の数時間前までにLCCホームページからチェックインができる。また、特にエアアジアはチェックインカウンター付近にタッチパネル型のセルフチェックイン装置を設置していて、乗客がチケット購入時に受け取っている予約確認番号を打ち込むだけで搭乗券が発行できる。ただし、セルフでもウェブでも手荷物預けがある場合は再度カウンターに行かなければならない。


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