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こんなに違うよ! 日本人・韓国人・中国人
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雑学
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データ06【楽】 日本・韓国・中国の娯楽

『こんなに違うよ! 日本人・韓国人・中国人』
[編著]造事務所 [発行]PHP研究所


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「日本解禁」で成長する中・韓の娯楽

文学でも映像でも音楽でも、今やアジアでは国境を越えて消費されるのが当たり前となっている。

【日本】政・官界も認める? 日本のメディア文化


 現在では、日本の文学、音楽、映画、テレビドラマ、漫画、アニメ、ゲームなどのエンターテインメントは、中国、韓国のみならず、世界中で支持されている。

 こうしたなか、政府からも日本の映像文化産業の保護育成を唱える声が高まり、2009年には文化庁による「国立メディア芸術総合センター」建設の計画がもち上がった。しかし、おりからの財政難もあり、計画は撤回されてしまった。

 日本のエンターテインメント産業は、高度経済成長期を経て世の中が豊かになり、余暇の需要が高まっていった1960〜70年代から発展した。現代は円熟期ともいえる。

 だが同じ時期、中国や韓国では、まだ言論や表現の自由に制限が多く、外国の映像作品や出版物もごく一部しか入ってこない、いわば文化鎖国状態だった。この差は大きい。

 中国や韓国のエンターテインメント産業が日本の後追いのように見える背景には、こうした歴史も関係している。

【中国】国産作品がまだ成長過程の中国


 中国のエンターテインメント産業は、長らく、台湾や香港、そして日本からの移入品(海賊版を含む)が多く、国産オリジナルの作品や表現者はなかなか育たなかった。

 それでも、海外で高く評価された映画『レッドクリフ』の監督ジョン・ウーや多くの歴史劇を書いている武侠(ぶきよう)作家の金庸(ジンヨン)など、香港出身者はすでに有名になっている。

 海外でも通用する作品や表現者が育ちにくい背景には、国内ではまだまだ、文学、映画、音楽などのジャンルを問わず、作品内容が風紀を乱す、政府の方針にそぐわない、といった表現への規制がきびしいという事情もある。

 しかし一方では、政府みずから海外でも通用するエンターテインメント作品の育成を進めている。2006年には国産アニメの振興をうたった国務院32号公文書が出され、アニメ関係の人材を育てるための資金や法制度の整備が行なわれた。

 その反面、本当に自分の表現したいものがある者は、表現に不自由のある中国を飛び出して活動している。

 たとえば、自主製作の作品をヴェネチア映画祭などに持ち込んだ映画監督の唐暁白(エミリータン)周耀武(チヨウヤオユー)は、海外でも評価が高い。

 今後は、ゲリラ的な表現活動を行なう中国人クリエイターから、政府が予期しない意外な傑作が生まれるかもしれない。

【韓国】日本作品が禁止されていた韓国


 爆発的な人気をほこった男性グループ東方神起や、有名ドラマ『冬のソナタ』のヒットで、日本で韓流エンターテインメントが定着して久しい。
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