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スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉
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第6章 ジョブズ「どん底からの脱出」を語る

『スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉』
[著]桑原晃弥 [発行]PHP研究所


読了目安時間:14分
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いつか金の(つぼ)が見つかると思っていたが、
それが偽物(にせもの)じゃない保証はなかった。


 人生は成功だけ、失敗だけということはあり得ない。勝敗、得失、泣き笑いが縄のようによじれ合っているものだ。特にジョブズの浮き沈みは落差が激しい。彼がどん底で何を考え、どう行動したかには、大いなる説得力があるに違いない。

 たとえば一九八四年に登場したマッキントッシュの場合はどうか。

 一方で「おもちゃだ」という辛辣(しんらつ)な批評を浴び、ジョブズ追放の原因をつくることにもなった製品だ。しかし、ウィンドウやアイコン、マウスなどを初めて搭載し、世界を変えるほど偉大な製品でもあった。ジョブズがマッキントッシュ開発に参加を決めた八一年からの三年間は「世界を変える」戦いでもあったと言える。

 しかし、それは先の見えない戦いでもあったと言う。
「月に一度しか動かないコンパスを頼りに、ジャングルを歩くようなものだった。行き先は川なのか山なのか、蛇の巣なのか見当もつかない」
「いつか金の壷が見つかると思っていたが、それが偽物じゃないという保証はどこにもなかった」
「人生最高の仕事になりそうだ」という興奮と、その一方の大いなる不安のなかで馬車馬のように働いたからこそ、見つけた金が本物だったことが証明された。


危機に直面すると、
ものごとがよく見えてくる。


 アップルに復帰したジョブズは、瀕死の状態から蘇生(そせい)させるために、マイクロソフトのビル・ゲイツと提携する。アップルの知的財産を譲る代わりに、一億五千万ドルの投資などを引き出した。

 一九九七年のマック・ワールドエクスポで行われたこの発表はブーイングで迎えられたが、ジョブズは、アップルには何としても守る価値があると信じていた。
「アップルが存在しなかったら、と考えてみてください。来週の『タイム』誌は出版されず、明日の朝、米国の新聞の七割は発行されないでしょう。六割の子どもはコンピュータを持たず、六四パーセントの学校の教師もコンピュータを持たないでしょう。インターネットのウェブサイトも半分以上が存在しないことになります。したがって、アップルは守るだけの価値があるのです」

 また、こうも言っている。
「危機に直面すると、ものごとがよく見えてくる。アップルが危うくなって初めて、人々はアップルのない世界がどんなに味気ないものになるか気づいた。マイクロソフトもアップルの存在価値に気づいたのだろう」
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