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「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?
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生き方・教養
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◆自信がある男の子はナンパする?

『「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?』
[著]中越裕史 [発行]PHP研究所


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 さて、自分の“人生の嘘”に気づいて、「もしかしたら、自分の本当にやりたいことは○○かもしれない」と、頭の中に何か思い浮かんだ人がいるかもしれません。

 でもたいていの場合、次の瞬間には「いや、自分にはそんなの仕事にできるはずがない」と打ち消してしまいます。

 そこには、やりたいことを仕事にするというハードルを高く感じ、「自分には無理だ……」と思う、自己評価の低さがあります。

 好きなこと、本当にやりたいことを仕事にしようと決心するためには、高い自己評価、つまり、自分に自信がないとダメなんです。


 そのことをお話しするために、S・キースラーとR・バラルの「男の子は、自分に自信があるときのほうが、ナンパするのか?」を調べた実験を紹介したいと思います。

 この実験では、実験者が男子学生を集めて、偽の知能テストを受けさせます。そして、「成績のいいグループ」「成績の悪いグループ」をつくります。

 この成績結果は全部デタラメ。テストの成績結果を信じて、自信をつけたグループと、自信をなくしたグループを、一時的につくるための偽の結果です。そしてそのあと、彼らを若い女性がいるカフェに連れて行き、実験者は姿を消します。

 しかし、この女性たちも、実は実験の協力者。彼女たちは、カフェで実験者がいない間に、男子学生がどれくらい声をかけてきたか? また、どんなふうに声をかけてきたか? それをしっかり覚えて、あとで実験者に報告するのです。


 で、実験の結果です。やはり、偽のいい成績で自信のついた学生は、女性に声をかける率が高い。一方で、偽の悪い成績で自信をなくした学生は、あまり女性に声をかけませんでした。

 つまり僕たちは、自分に自信があるときは、異性に対して積極的になれる。でも、自信がないときは、異性に対して積極的になれない、ということがわかります。


 でも、これって、ちょっともったいない。だって、自信がないからといって、カフェにいる女性に声をかけないでいては、出会いのチャンスは永遠に来ないのです。そうすると「やっぱり自分はイケてないんだ」と、余計に自信をなくしてしまいますよね。

 逆に、テストの結果が悪くても、女の子に声をかけて成功すれば、「俺って意外とイケてるのかも」と、ちょっと自信が回復するかもしれません。


 自信がないから何も行動しない。すると悪い結果しか起きないので、さらに自信をなくす、という悪循環。これって、すごく残念ですよね。自信がないときでも、思い切って行動したほうが、結果的には得だと思います。

■「正しい」という確証なんて、なくていい


 これと同じことが、やりたいこと探しにも言えます。

 自分に自信のあるときは、好きなことを仕事にしようと考えられる。でも、仕事が続かなかったり、仕事がうまくいっていないときは、僕たちはどうしても自信をなくす。そういうときはなかなか「好きなことを仕事にしよう」という発想や行動には、ならないでしょう。


 いままで話してきた“人生の嘘”や“否認”は、自信がないために起きるのです。

 自分に自信を持てないときは、せっかく好きなことを見つけたとしても、「自分なんかに本当にできるのか?」「一生をかけるほどがんばれるだろうか?」「本当の本当に、これが好きなんだろうか?」と、自分の気持ちすら疑ってしまいます。

 そして、答えがわからないから、いつまで経っても何も行動しません。

 人は自信がないときほど、自分の選択が正しいという、確証が欲しくなります。そしてその確証が得られるまで、なかなか行動できなくなるのです。


 でもね。自信がないからといって行動しないでいては、どれだけ時間が経っても、何も手に入れられません。そうすると、「やっぱり自分はダメだ……」と、余計に自信をなくしてしまいます。

 それでは永遠に、悪循環になってしまう。下手すると何もしない間に時間ばかりが過ぎてしまい、「何年経ってもダメなまま。やっぱり私って変われないんだ」と落ち込んでしまう。こんな人が、実際にカウンセリングをしているとたくさんいます。


 自分に自信が持てない。そんなときこそ重い腰を上げて、ちょっとだけ行動してほしい。趣味でもいい、遊び半分でもいい。楽しいと思えることだけでいい。簡単な習い事からでいいんです。


 ちょっとだけ好きなこと、ちょっとだけ興味があることを、思い切ってやってみませんか?

 少なくとも、何もしないよりずっとマシです。


ちょっとした行動が、やりたいこと、天職探しの、大きなきっかけになるんです
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