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ブラジル裏の歩き方
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ルポ・エッセイ
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ブラジル歩き方の基本

『ブラジル裏の歩き方』
[著]嵐よういち [発行]彩図社


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 ブラジルの国土は広く、見どころが各地に点在している。


 見上げるような高層ビルが立ち並ぶ大都市から、中世のコロニアル風の街並みの都市、アマゾン川流域に位置する冒険ロマン溢れる街、さらには古き良き南米の雰囲気を残した国境の街まで、都市の見せる顔は様々だ。


 各章の説明に入る前に、まずは本書に登場する都市、本書には登場しないが旅行者がよく訪れる都市の位置をおおまかに押さえておこう。

【地図番号①】サンパウロ(São Paulo)


 ブラジル南東部に位置する国内最大、いや、南半球最大のメガシティである。多くの旅行者にとっては、ブラジル旅行の拠点になる街でもある。


 サンパウロはサンパウロ州の州都で、人口は約1125万人。近郊の街を合わせたサンパウロ都市圏の人口は2000万人を超え、ブラジルの国内生産の50を生み出している。


 街の中心は、セー広場とその周囲のセントロ地区。その付近には南半球最大ともいわれるリベルダージの東洋人街もある。その南西に位置するパウリスタ通りはビジネスと金融の中心地で、日本をはじめ、世界各国の企業のオフィスが軒を連ねる。


 サンパウロの楽しみはなんといっても夜遊び。古くから旅行者の間では“世界三大性地”のひとつに数えられているように、他にはない派手なナイトライフを楽しめる。詳しくは本書の第一章を読んでいただきたい。


【地図番号②】リオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)


 ブラジル南東部リオ・デ・ジャネイロ州の州都。人口約650万人を数えるブラジル第二の都市。サンパウロからは東に約450キロの距離にある。サンパウロが商業の街ならば、リオは観光都市。世界的に有名なリオのカーニバルをはじめ、コパカバーナビーチ、コルコバードの丘など、豊富な観光資源に恵まれている。


 1960年にブラジリアに遷都されるまで、200年間も首都であった。2014年のワールドカップでは決勝戦が、2016年にはオリンピックが開催される。これから世界で一番注目を浴びる都市だろう。


【地図番号③】ブラジリア(Brasília)


 中部の連邦直轄区にある計画都市。サンパウロやリオに比べると日本での知名度は低いが、れっきとしたブラジルの首都である。人口は約200万人だ。


 もともとブラジリアがある場所はセラードと呼ばれる荒野で、ブラジルの有名な建築家が都市を設計。街には奇抜なデザインの建物が多く、20世紀につくられた都市としては珍しく、ユネスコ世界遺産にも登録されている。ブラジリア国際空港は国内線のハブ空港として使われており、サンパウロやリオから地方都市に飛ぶ際は、ブラジリアを経由することが多い。


【地図番号④】マナウス(Manaus)


 ブラジル北部のアマゾナス州の州都。約140万人が暮らす。1年中高温多湿で過ごしにくいが、アマゾン・ツアーの玄関口になっているため、訪れる旅行者が多い。


【地図番号⑤】サルバドール(Salvador)


 ブラジル東部に位置する、バイーア州の州都である。ここはリオに遷都されるまで214年間もブラジルの首都として栄えた街だ。その昔、アフリカからたくさんの奴隷がサルバドールに連れてこられた関係で、人口の80が黒人と、黒人とインディヘナの混血で占められる。


 街の旧市街はコロニアル建築で、年1回開催されるカーニバル時期になると観光客が大勢集まり、街は凄まじい活気とエネルギーに包まれる。


【地図番号⑥】フロリアノポリス(Florianópolis)


 ブラジル南部に位置している人口約40万人の都市、フロリアノポリス。「ブラジルの街でお勧めはどこ?」と、ブラジル人に尋ねると「サンタ・カタリーナ州のフロリアノポリス」と返ってくることが多い


 フロリアノポリスは大陸とサンタ・カタリーナ島に跨って形成されている珍しい街だ。


 年間平均気温が20・5度と温暖で、ビーチや湖、山など、変化に富んだ景色が素晴らしく、リゾートシーズンには国内だけでなく、近隣国からも観光客が集まる。サンパウロから空路で70分、長距離バスで11時間の場所にあり、ブラジルの他都市に比べて治安が良く、生活水準も高いので安心して遊べるだろう。


【地図番号⑦】クリチバ(Curitiba)


 クリチバはサンパウロから西に400キロ離れた人口約150万人を擁するパラナ州の州都だ。パラナ州はサンパウロ州の次に日系移民が多い州で、州都のクリチバには日系人の姿も見られる。『ラテンアメリカで最も清潔で美しい街』と言われており、ブラジルにおける計画都市の模範とされている。


 クリチバは環境を重視する街としても知られており、街一番の大通りから自動車を排除し、歩行者専用のモールを作ったりしている。ブラジルの中では珍しく比較的治安のよい街で、ある程度安心して街を歩くことができる。サンパウロからはバスで5時間、リオからは7時間と比較的近いため、1泊旅行に出かけるのもいいかもしれない。


【地図番号⑧】フォス・ド・イグアス(Foz do Iguaçu)


 ブラジル南部パラナ州の州都。アルゼンチン、パラグアイとの国境付近にある。世界最大の滝“イグアスの滝”観光の窓口になる街だ。イグアスの滝は大小150から300もの滝からなる巨大な瀑布で、滝の8割がアルゼンチン側、残る2割がブラジル側にある。アルゼンチン側の「イグアス国立公園」にも移動することができるので、ブラジル、アルゼンチンの両方から見学したい。


【地図番号⑨】レシフェ(Recife)


 ブラジル北東部ペルナンブーコ州の州都。人口約150万人で、北東部ではサルバドールに次ぐ規模がある。北で隣接するオリンダと合わせて、「オリンダ・レシフェ」と呼ばれることもある。レシフェはブラジル人が訪れるリゾート地で、海岸線には美しいビーチが広がっている。サッカー・ブラジルワールドカップで日本代表のグループリーグ第一戦が行われることでも有名だ。


 レシフェの特筆すべきことは、犯罪率の高さ。1年間の10万人あたりの殺人件数は約70件でブラジル全国平均の2倍近い殺人事件が起こっている。ワールドカップでは、多くの日本人サポーターが観戦に訪れることと思うが、安全対策はしっかりとっておきたい。



 ブラジルの主要都市をざっとまとめてみた。ブラジルは地域によってその風景がガラリと変わる。様々な都市を訪れて、その街々の魅力に触れていただきたい。



※南半球最大のメガシティ

平均収入もブラジルの中ではもっとも高く、2009年には個人所有ヘリコプターとヘリポートの数で世界一位になった。

※リオ・デ・ジャネイロ

現地での呼称は「ヒオ・デ・ジャネイロ」。「リオ」と言っても通じないことがあるので注意。

※豊富な観光資源

リオは見どころが多い。詳しくは第二章「リオのカーニバルに行ってみた」、「リオで本場のサッカーを体験」、「リオ・デ・ジャネイロの基本観光案内」を参照。

※ブラジルの有名な建築家

フランス生まれのブラジル人建築家ルシオ・コスタが設計。上空から見ると翼を広げた飛行機のような形をしており、機首の部分に国会議事堂や裁判所があり、翼の部分に高層住宅が広がっている。

※サンタ・カタリーナは美女の宝庫?

サンタ・カタリーナは、ポルトガル系・スペイン系・ドイツ系の白人が多い。ブラジル人の間では白人系の美女が多いところとされており、「美女を見たければサンタ・カタリーナだ」とよく言われた。

※国境の町

ブラジル人の中には、安く買い物ができるということで、パラグアイ側の国境の町「シウダー・デル・エステ」に出かける人もいる。

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