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ブラジル裏の歩き方
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ルポ・エッセイ
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ブラジル夜の歩き方の基本

『ブラジル裏の歩き方』
[著]嵐よういち [発行]彩図社


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~夜ごとカーニバル状態、ラテンの血が騒ぐ夜遊び大国~




 ブラジルの夜は非常に刺激的である。


 世界を見渡すと、夜遊びが楽しい国というのはいくつもある。日本から近いところでは、タイ、韓国、台湾、フィリピン、マカオなどがその代表的な国だろう。しかし、“刺激的”という意味ではブラジルを上回る国を俺は知らない。



 ●ブラジルに行くとラテンの血が騒ぐ


 ブラジルの夜が刺激的な理由は、なんといってもそのノリにある。


 ブラジル人は遊ぶとなれば、この世の終わりが迫っているのかと思うほど、徹底的にハジけて遊ぶ。音楽が鳴れば自然と踊りだし、大騒ぎで酒を飲み、こちらが大人しく飲んでいると「もっと楽しめよ!」などとあちらのノリを強要してくる。すると不思議なもので、自分には流れていないはずのラテンの血が、にわかに騒ぎ出すのだ。


 せわしない毎日に追われている日本人から見ると、彼らは人生の楽しみ方をよく知っているような気がする。


 サッカーのワールドカップ期間中は、国民が観戦に夢中になりすぎて、学校や会社が休みになるというお国柄だ。負けた後の落ち込みようは見ていて気の毒になるくらいだが、サッカーのために“臨時祝日”を設ける国など世界中を探してもこの国くらいだろう。彼らはとにかくお祭り好きで、口実を見つけては騒ぎまくるのだ。


 それはありふれた週末の夜でも変わらない。


 サンパウロの定宿のすぐ近くには大学がある。普段は比較的静かな地域なのだが、週末になると、突如、カーニバルの会場のような騒がしさになる。


 金曜日の夕方頃から大学前の通りには屋台が立ち並び、道路を挟んだ建物の1階が臨時のバーに早変わりする。学生たちは屋台やバーに陣取り、爆音で音楽を鳴らし、深夜までバカ騒ぎをする。


 あるとき、あまりにうるさくて眠れないので、一度、様子を見にそのバーに入ってみたことがある。学生たちは日本の大学生がやる新歓コンパのようなノリで、ビールを飲みまくっていた。こちらが日本人であることに気づくと、さっそく何人かの学生が英語で話しかけてくる。

「今日はいったいなんの騒ぎだ?」


 そのうちの1人に大声で尋ねてみる。

「今日は金曜日で、明日と明後日は休みだろ。そのお祝いだ」


 当然だろうと胸を張る学生を見ていると、怒るのがバカバカしくなってくる。結局、俺も彼らに混じって浴びるようにビールを飲んでしまった。




 ●フレンドリーな国民性


 ブラジルの国民は、一般的にフレンドリーで、明るく、ノリがいい。バーなどで飲んでいると、見知らぬブラジル人と打ち解けて、すぐに仲良くなれる。ポルトガル語を話せるにこしたことはないが、片言程度の語学力でもコミュニケーションをとることは可能だ。


 ブラジルのいいところは、男性だけでなく、女性も好奇心が強くノリが良い点だ。


 地方都市のバーなどでひとりさびしく飲んでいると、東洋人が珍しいのか、女性客が声をかけてくることがある。1人でクラブにいる時も、男女混合グループや女性だけのグループから「どうしてひとりでつまらなさそうな顔をしているの? 私たちと一緒に楽しみましょうよ」などと誘われることがある。




 ブラジルは、移民が多く、複雑な人種構成の国だ。様々な血がミックスされたブラジル人女性は美女が多く、眺めているだけで楽しくなる。さらに嬉しいのは、彼女たちが性に対して積極的なことだろう。カーニバルなど大きなイベントの際にはその傾向に拍車がかかる。性病等を予防するため、政府がカーニバルの期間中にわざわざ無料でコンドームを配布するほどだ。


 もちろん、そんなブラジルだから夜遊びスポットは、南米屈指の充実ぶりだ。


 繁華街にはバーやクラブ、ディスコとなんでも揃っており、朝方までやっている店も多い。中規模以上の街になれば、男の下半身を刺激するようなスポットも大盛況で、“夜遊びの横綱”ボアッチをはじめ、カラオケ・バーやマッサージ、サウナ、立ちんぼなど、百花繚乱の状態である。


 なかでも、ブラジルが誇る世界三大性地のひとつ、サンパウロの夜遊びはとびきり熱い。


 商業都市サンパウロには駐在員や地元の富裕層向けの店が充実しており、庶民的な店から映画の中の世界のような超高級店まで幅広く揃っている。


 ブラジルの夜は、日が沈んでから、夜が明けるまで盛り上がる。次のページからその詳細を解説していこう。



※夜遊びが楽しい国

その他、有名な夜遊びの楽しい国には、コロンビア、オランダ(アムステルダム)、ケニア(ナイロビ)などがある。

※ワールドカップ

2014年のサッカー・ワールドカップの開催国はブラジル。6月12日から7月13日まで開催される。

※金曜日の夕方

ブラジルは完全週休2日制。土日は企業や学校はもちろん、旅行会社などのサービス業も休むところが多い。土日に旅行する際は注意が必要だ。

※ポルトガル語

ブラジルの公用語。本国ポルトガルとは少しイントネーションが違うので、ブラジル語とも呼ばれる。

※ブラジル製のコンドーム

ブラジル製のコンドームは、日本のものに比べると、サイズがやや大きめ。さすがにセックス大国だけあって、クオリティーが驚くほど高い。

※世界三大性地

ブラジルのサンパウロ、タイのバンコク、ケニアのナイロビのこと。


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